野菜バーガーはアメリカでどんな種類があると思いますか?アメリカといえば肉汁たっぷりの肉バーガーが有名なのは言うまでもありませんが最近はベジタリアンやヴィーガンなど野菜中心の生活を送る人が増えているアメリカ。
ベジタリアンでなくても今回ご紹介する野菜バーガー3種かなりの市民権を得ています。
今日は肉のパティじゃなくて軽めの野菜のパティがいいな~なんていう日は野菜バーガーを選んでみるのはどうでしょうか?
野菜バーガーアメリカ代表と言えばこれ!
ポートベロマッシュルームバーガー
だまされたと思って食べてみて、と言われて本当にだまされたような気になる野菜バーガーはポートベロマッシュルームバーガーです。
巨大なきのこが肉のパティの代わりなのです。きのこなのになぜかまるで肉のような食感と食べ甲斐のある大きさに、私もびっくりでした。
「おいしいから食べてみて」とずっと言われていたのに試したことがなかったんですね。ポートベロマッシュルームはセールでも1個1ドル(約100円)くらいしますから肉と天秤にかけても挑戦する気になれなかったのです。
でも食べてみたら本当に肉のような厚みと歯ごたえ。うまみも深~く、一度試してからはポートベロマッシュルームハンバーガーと聞くだけで感動がよみがえります。ハンバーガーは断然肉のパティのファンという方には一度食べてみて欲しい一品です。
おうちで作ってみたい方へ
ポートベロマッシュルームバーガーの作り方
〈用意するもの〉
①ポートベロマッシュルーム②オリーブオイル / バター
③塩こしょう
④刻んだにんにく(お好みで。焦げやすいので心配な方はガーリックパウダーがおすすめ)
〈作り方〉
①ポートベロマッシュルームの茎の部分を取る。②水でぬらしたキッチンペーパーなどでカサの内側をきれいに拭く。
③オリーブオイルをまんべんなくまぶし軽く塩こしょう。
④10分ほどなじませる(30分以上置くとしなしなしてしまう)。
⑤グリルの中火から強火で片面3~4分焼く。
*お好きな方は刻んだにんにくか、ガーリックパウダーを振り掛けてもおいしいです。パウダーでなく生のにんにくを使った場合、焦げやすいので注意!
野菜バーガー アメリカのベジタリアンに大人気
黒豆(ブラックビーン)バーガー
黒豆のたんぱく質がおなかにたまるのでおなかが空いたベジタリアンに大人気なのは黒豆(ブラックビーン)バーガーです。
Meatless Monday(ミートレスマンデー=肉なし月曜日)「アメリカでベジタリアンになる理由4選!」のところでもお話しましたが、一週間に一度くらいはベジタリアンになってみるのがアメリカで新たな流行になっています。
流行とは言えなんとなく気持ちと体がすっきりするということで一週間に一度菜食を取り入れる流れです。私もなんとなく一週間に一回は肉なしで成り立つ夕食の献立の日を作るようにしています。
そんな時でもおなか一杯に満たされたいときはこの黒豆(ブラックビーン)バーガーがおすすめです。つなぎで卵やパン粉を使いますが、そのほかは黒豆がメインなのでボリュームも満点です。
ここではアメリカンなレシピを紹介しておきますが、小さく丸めたり照り焼き風味のソースとからめたりするとお弁当にも向いています。味付けは色々と工夫してみてくださいね。
おうちで作ってみたい方へ
黒豆(ブラックビーン)バーガーの作り方
〈用意するもの〉
①ブラックビーン(黒豆)1缶(水をよく切る)②パン粉1/2カップ
③卵1個
④クミン小1と半~大1(量はお好みで調節)
⑤チリパウダー小1と半~大1(量はお好みで調節)
⑥塩こしょう少々
〈炒めて加えても〉(必ず出た水分はキッチンペーパーなどで取り除く)
⑦にんにくみじん切り(お好みで)⑦玉ねぎみじん切り(お好みで)
⑧ピーマン・パプリカみじん切り(お好みで)
〈作り方〉
①材料の①~⑥をボウルに入れてフォークなどで混ぜる。②黒豆(ブラックビーン)のつぶつぶを残したい場合は混ぜすぎない。
③材料⑦~⑧のどれかまたは全部を入れて黒豆(ブラックビーン)に混ぜる。
④フライパンにオリーブオイルをたっぷり目に入れ、中火で両面をこんがり焼く。
【黒豆(ブラックビーン)バーガーを作る上でのコツ】
*片面がこんがりしてくるまで動かさないほうが型崩れを防げます。*缶詰の黒豆(ブラックビーン)の水気が気になる場合は一度缶から出して水気を切った後に、350°F(180℃)のオーブンの天板に黒豆(ブラックビーン)を広げて15分焼いて乾かしてから使うという裏技もあります。
野菜バーガー アメリカで流行の素材を利用
キヌア(英語でキーンワ)バーガー
雑穀のキヌアが入ったアメリカで最近注目の野菜バーガーです。キヌア自体が雑穀なのでバンズ(ハンバーガー用のパン)がなくても中身のキヌアバーガーだけを他のおかずと一緒に食べることもできます。
上で紹介した黒豆(ブラックビーン)バーガーと同じくおなかにもたまるのでパンにもごはんにも飽きたお弁当の主食としても活躍します。小さく丸めるようにして作ってあんかけを絡めれば中華っぽくもなります。
キヌアは淡白な味なのでどんな味付けにもできてアレンジが効くところがこのキヌアバーガーの強みです。キヌアは網の上に載せて軽くゆすいでからキヌア1対水2の割合で沸騰したら弱火にしてグツグツと15~20分ほど。
水がなくなりキヌアの輪っかが飛び出してきたらできあがりです。5分ほどふたをしたまま蒸らします。ご飯と同じような炊き方です。
私はこのキヌアバーガーを何回か作ったことがありますが、とにかく崩れやすいです。初めて作ったときは崩れに崩れて泣きそうになりました。コツは1)小さめに厚く作ること2)フライパンにのせたらやたら動かさない、これに限ります。
おうちで作ってみたい方へ
キヌア(英語でキーンワ)バーガーの作り方
〈用意するもの〉
①調理済みキヌア 1カップ~1と1/4カップ程度②パン粉1/2カップ
③卵2個
④玉ねぎみじん切り1/2カップ
⑤パルメザンチーズ1/4カップ
⑥塩こしょう
⑦にんにくみじん切り1かけ分(お好みで)
〈作り方〉
①材料の①~⑥(お好みで⑦も)をボウルに入れて混ぜる。②まとまりにくいので必要であれば牛乳や卵を足すなどして水分調整。
③大目に油を引いたフライパンで返しやすいように間隔を開けて焼く。
【キヌア(英語ではキーンワ)バーガーを作る上でのコツ】
*崩れやすいのでフライパンに接している面に焼き色がつくまで触らない。*お好みでバジル、ローズマリーなどのハーブを刻んで入れても。
*カレー粉を少々入れて作ってもおいしいです。
*崩れない程度に少量刻んだオリーブを入れるとギリシャ風になります。
おわりに
アメリカの野菜バーガーをご紹介してきましたがいかがでしたか?ベジタリアンメニューとしてレストランで注文する時にある程度味の想像がついているといいですよね。また、家でも作れるようにレシピもつけておきました。黒豆バーガーはなるべく水分を抜くこと、逆にキヌアバーガーはなるべくまとまるように水分を調整することがポイントでした。
外食でも手作りでも一風変わった野菜バーガーをアメリカで楽しめるといいですね。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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