アメリカの野菜で珍しいのはどんなものがあるか気になりませんか?せっかくアメリカにいるなら珍しい野菜を食べてみたいですよね。
どんな野菜があるのか思いつく限りご紹介しますが、この中でいくつ食べたことがありますか?考えながらお読みください。では行ってみましょう!
アメリカ野菜 珍しい形に魅了される
1.コールラビ/ Kohlrabi
ドイツ語で「キャベツかぶ」という意味のコールラビ。どうりで英語っぽくもないわけです。でも名前の意味通り、キャベツとかぶの中間のような味と食感です。
私はコールラビの見た目が珍しいのでしばらくトライできずにしましたが、”キャベツとかぶの中間”と聞いて安心して使えました。
スープや煮物など加熱にむいています。
2.セロリルート・セロリアック/ celery root , celeriac
セロリの根であるようで、実はセロリとは違う野菜のセロリルート(セロリアック)。ゴツゴツした岩のような形をしています。
セロリとは違う野菜とはいえ「セロリ」という名前が付いているだけあって、セロリルート(セロリアック)はセロリより柔らかい香味がスープや煮物に合います。
セロリだと香りがきついと思う方でもセロリルート(セロリアック)なら香りが柔らかなので使いやすいと思います。ポトフなど煮物でも素材の味と香りを活かすような料理に向いています。
3.アーティチョーク / artichoke
何度見てもアーティチョークの珍しい形に一瞬目が奪われてしまいます。
外の皮ごと生鮮で売っているアーティチョークを見たらどうして野菜売り場で花(のようなもの)が売られているんだろうと思ってしまいませんか?私も未だに見慣れません。
可食部がほとんどない高級食材ですがトロトロしたたけのこのようでおいしいので一度は生鮮のアーティチョークをゆでたり蒸したりして食べてみてください。
4.ブリュッセルズスプラウト / brussels sprout
こちらも見た目が珍しい別名芽キャベツ。一個一個の形が小さいキャベツのように見える、少々苦味がある野菜です。
冷凍物は一年を通して出回っていますが生鮮のブリュッセルズスプラウトは秋冬が旬。この時期になると大型スーパーではブリュッセルズスプラウトの株ごと売っているのを見かけます。
私も一年に1、2度は株ごと買います。一つずつとって洗い、縦半分に切るのが代表的な使い方です。水分を良く切ればそのまま冷凍もできます。
5.ロマネスコ / romanesco
ロマネスコの規則正しいぐるぐる模様を美しいと思うか苦手と思うかはあなたにお任せしますね。
ロマネスコの黄緑色がブロッコリーとカリフラワーの中間を彷彿とさせますが本当にこの2つの野菜の中間のような味なんですよ。
私も恐る恐る食べてみましたが柔らかめのブロッコリーといった感じ。一度使ってみれば安心できるアメリカの珍しい野菜です。
もともとはロマネスコの名前から想像できるようにイタリア産です。
アメリカ野菜 珍しいけれど知ってる野菜に近い
6.バターナットスクウォッシュ / butternut squash
珍しいだけでなく、私のイチオシの野菜バターナットスクウォッシュ。かぼちゃよりもみずみずしいので切る時もそこまで力が要りません。
味もまろやかでスープからローストまで何にでも使えます。レシピに沿わずに単なる想像で使ってみても失敗がないのがおすすめポイントです。
和食では味噌汁にも煮物にもできてとても便利です。常温で長持ちするのでアメリカの秋冬には常備したい野菜です。
7.ビーツ / beet
全てのものを真っ赤にする野菜ビーツは砂糖を生成できるだけあって甘みがあります。
少し土臭いとも言われますが生で食べない限り私は気になりません。ビーツの土臭さが気になる方はゆでるたりローストしたりすることをおすすめします。
ゆでるときにビーツの赤い色が出てしまうのが気になる方は切らずに丸のままのビーツをゆでましょう。
赤い色が出てしまう、とは言ってもまだまだ赤いビーツなのでゆでて色が出てしまっても失われない赤さに驚きます。
8.エンダイブ(チコリ)/ endive
この野菜エンダイブが英語でチコリはフランス語と言われていますが英語の場合はBelgian endive(ベルジアンエンダイブ)と、「ベルジアン」を足したほうが良いかも知れません。エンダイブだけだと見た目がレタスの野菜と名前が同じなので差別化がしにくいです。
ニョキッと出たような葉が珍しいのですが少々苦味がある野菜なのでブルーチーズやナッツなど油分を含むものと一緒に調理されることが多いです。
葉を一枚一枚むいて、これを食べられるスプーンに見立てて上に肉やチーズなどを載せたフィンガーフードになることも。生食がほとんどです。
私は若い頃はエンダイブの独特の苦味と香りが苦手でしたが大人になって食べられるようになりました。昔苦手だと思った方も再挑戦はいかがですか?
アメリカ野菜 珍しいけれど日本の野菜にそっくり
9.リーク / leek
リークに関しては「アメリカ野菜で代用できる和食向き野菜5選!」のところで書きましたが、日本の長ネギにそっくりなリーク。
長ネギより太くて食感は固めですが、加熱すると甘みが増します。緑の部分は長ネギより硬いので煮とろけてしまいにくいのが特長です。
10.シャロット / shallot
小さい玉ねぎのようなシャロット。日本ではエシャロットと呼ばれますが、英語ではシャロットです。
ホワイトソースなどちょっと繊細な味付けの時に玉ねぎの代わりに使われる野菜です。値段もちょっと高級なので玉ねぎが好きで生でも食べられる方はそんなに気にしなくてもいいかなと思います。でも時々使うとやっぱり玉ねぎより香りが繊細。
11.ヒカマ / jicama
見た目は丸くて大きなイモのようですが、切ると大根のようで食べると梨を薄めたような味でほのかな甘みがあります。
私がヒカマを食べたのは友人の家でのサラダでした。一度目は大根のような見た目、二度目は梨のような味、三度目は「これは何?」と聞いて友人が「これよ」と見せてくれたヒカマの大きなイモのような全体像に驚きました。
なんとも珍しい野菜ですが皮をむいて棒状に切るだけでカリッ、サクッとした軽い食感のおやつにできます。
12.コラードグリーン / collard green
アメリカの特に南部または南部出身者の家庭では欠かせない野菜のコラードグリーン。アメリカを代表する葉野菜のひとつですが、使う人が限定されるためか存在や使い方を知らない人には珍しい野菜です。
私は運よく日本人の友人から缶詰のコラードグリーンを紹介されたのがきっかけで常備するようになり、今では生鮮野菜のコラードグリーンから煮物を作るまでになりました。
ただ塩こしょうで作っても和食の味がしますし、代わりに醤油を使えば更に和食っぽくなります。とても使える野菜です。
おわりに
アメリカの野菜で珍しいものを紹介してきましたがいかがでしたか?あなたがすでに食べたことがあった野菜、また、これから食べてみたいと思った野菜はいくつありましたか?
私の体験文や感想文を読んだだけでは本当のところどな味でどんな食感か実体験としてはわからないと思うので是非上記の珍しい野菜を見たときは手にとって食べてみてください。
味や食感など、私と違った感想を持たれる方もいらっしゃると思います。また、いつもの料理に加えたらおいしくなったなど、新たな発見があるかも知れませんね。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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