アメリカ食材のおすすめ【冷凍野菜編】です。料理をする際に未だに断固として冷凍の野菜は使わないようにしているという人が多いのですが、なぜでしょう?
旬の野菜を使って瞬時に冷凍してあるので、アメリカの長距離輸送後のしなしな生鮮野菜を食べるより断然いいこともあると思いませんか?
少しあなたの冷凍野菜に対する見方が変わってくれると野菜摂取量も上がる気がします。では早速アメリカで使えるおすすめの冷凍野菜を見ていきましょう。
アメリカ食材おすすめ冷凍野菜 常備必須
ほうれん草(スピナッチ)/ spinach
基本的には袋のまま冷蔵庫で一晩解凍した後に出た水気を絞って使うほうれん草ですが、私はそのまま味噌汁にパラパラと入れたり、卵焼きに入れたりして使います。
加熱すると水気が出るので炒め物などの際は水が飛ぶまで炒める必要がありますが、その若干の水分さえ気にならなければ冷凍のまま使いたい時に使いたいだけ使えます。
きっちりしている性格の方でしたら前日に使いたい分だけ別にして冷蔵庫でゆっくりと解凍されると良いでしょう。私はいつもパラパラと使います。
ブロッコリー / broccoli
全体的に大きめなアメリカのブロッコリーもすでに一口サイズに切って冷凍されています。つぼみ部分にたまった汚れを落とすためにさかさまにして30分水につける必要もなく、袋からお湯に入れるだけであっという間にゆでブロッコリーができます。
冷凍ブロッコリーは少しずつ使ってもいいですし、一袋全部を少々の塩と一緒にゆでればいつでも出せる副菜としても使えます。また、醤油と鰹節と混ぜればお弁当のおかずにもなりますよね。醤油マヨネーズもおすすめです。
生鮮のブロッコリーもアメリカでは一年を通して価格の上下がほとんどありませんが、あと一品緑の野菜が欲しいときに冷凍ブロッコリーがあると助かります。
とうもろこし(コーン)/ corn
缶詰より生鮮野菜をゆでたような食感の冷凍とうもろこし。サラダに使うには缶詰だと柔らかく、冷凍だと加工していないような食感が楽しめます。
どちらを選ぶかは私がおすすめするというよりはあなたの好み次第です。私はその時にあるものや気分で選びますが、どちらを常備しているかと聞かれれば冷凍のとうもろこしです。
理由はやはり好きなときに好きなだけ出して使える部分でしょうか。少し料理に黄色を足したいときやチャーハンを作るときなど、少しだけ黄色い野菜を使いたいと思ったときに冷凍のとうもろこしは便利です。スープなどにも袋から使いたい分量をパラパラと入れます。
ピーマン・パプリカ / green pepper・(red/ orange/ yellow) bell pepper
赤・黄・オレンジ・緑の色がとてもきれいな3~4色のピーマン・パプリカで構成された冷凍野菜。特にたくさんの色で料理をカラフルにしたいときなどはアメリカの大きなピーマン・パプリカでは一個一個を使いきれないこともありますよね。
そんな時でも色々な色が同時に使える冷凍ピーマン・パプリカはおすすめです。オムレツに入れてもきれいですし、オーブンで作るオムレツのキッシュにもおすすめです。
冷凍されていることで野菜が柔らかくなっているので型に入れて作る料理もあっという間にできます。ミニキッシュなどオーブンに小さい方に入れて作る時も柔らかくなっている冷凍ピーマン・パプリカは方からはみ出さずに作ることができます。
アメリカ食材おすすめ冷凍野菜 意外な使われ方って?
グリーンピース / peas
アメリカでは意外な使われ方をする冷凍グリーンピース。どんな使われ方をされるか答えられる方はかなりのアメリカ通かもしれません。ちょっと頭をぶつけた時や熱がある時など、アメリカでは冷凍のグリーンピースを袋ごと患部に当てて冷やすんです。
「そんなことしたら冷凍グリーンピースがとけちゃうんじゃ?」と気になりませんか?でも当のみなさんは多少とけてもそれをそのまま冷凍庫に戻してしまいます。
確かに角がある氷や硬いアイスパックを直接当てるよりは冷凍グリーンピースの入った袋は形に柔軟性があってフィットしますよね。
アメリカではグリーンピースだけで野菜のおかずとして出るくらい欠かせない食材となっています。
カリフラワー(特にカリフラワーライス状のもの)/ cauliflower rice
パンやご飯の代わりにご飯に見立てたカリフラワーライスを食べるのが流行っていますが、自分で作るとなると①フードプロセッサーで細かく切る
②フードプロセッサーがなければ自分でお米サイズになるまでひたすら切る
のどちらかになってしまいます。私のように野菜は食べたいけれどちょっと面倒くさがり矢の人間は結局普通のカリフラワーを食べておしまいになってしまいます。
でも最近ではカリフラワーライス状にすで細かく切ってある冷凍カリフラワーが出回っていてとても便利です。
確かに同じ量で比べれば普通のお米でご飯を炊いたほうが安くはなりますが、たまに見た目を変えたい時やマンネリ脱出にはこの冷凍カリフラワーライスがおすすめです。
お米状になっていますので、このままパラパラとスープやチャーハンに使いたい分だけ入れることもできますよ。
アメリカ食材おすすめ冷凍野菜 価格変動を受けない?
ブリュッセルズスプラウト / brussels sprout
ブリュッセルズスプラウトは秋冬に生鮮野菜が出回ります。ということはシーズンでなければまず見つけるのが大変ですし、見つけたとしても値段は跳ね上がっています。そのブリュッセルズスプラウトを一年を通してリーズナブルに使うことができるのがこの冷凍野菜での状態です。すでに洗ってあり半分に切ってある物が多いです。
なかには丸々したまま袋に入っているものもありますが、大概は半分に切ってありますので切った面を下にしてフライパンに載せると熱が通りやすいと言う利点も。丸の場合は少し水を足してふたをし、蒸し焼きにすると熱が通りやすいでしょう。
バターナットスクウォッシュ / butternut squash
こちらのバターナットスクウォッシュも秋冬の野菜なのでシーズン前後は価格が変動すると言うよりは店頭に出なくなります。
そんな時でも気にせず使えるのは冷凍のバターナットスクウォッシュです。通常の生鮮野菜は20cmは長さがありますし、皮をむいたり種をとったりする行程が必要になってきます。
そういった行程が面倒で敬遠しているのならば冷凍のバターナットスクウォッシュを使ってみてください。
スープにはそのまま炒めたみじん切りの玉ねぎに足すだけですし、ローストでしたら塩こしょうにオリーブオイルをまぶして加熱するだけです。何よりもすぐ使えるのが便利です。
いんげん豆(グリーンビーンズ)/ green beans
いんげん豆、英語ではグリーンビーンズと呼ばれます。こちらも和洋味付け問わず使い勝手の良い野菜です。
夏が旬の野菜ですので夏場は生鮮野菜がたくさん出回っていますが、冬になると温暖でいんげん豆の代表的な産地でもあるフロリダ州周辺でもない限りは新鮮ないんげん豆を手に入れることは難しくなってしまいます。
一年を通して2~3cmに切ってあるものと長い豆が一本一本丸ごと入っているものの2種類の冷凍野菜が並んでいます。私がスープや味噌汁に使うときは切ってあるものはそのまま、一本一本の場合は手でポキポキおりながら投入します。
どんな料理の付けあわせにもなるので冷凍庫に一袋あると重宝です。価格も変動しないので秋冬のレタスではちょっと寒い時と感じる時も蒸したりゆでたりしたいんげん豆(グリーンビーンズ)がとってもおいしいです。
ミックスベジタブル・ベジタブルメドレー /mixed vegetables ・vegetable medley
ミックスベジタブル(ベジタブルメドレーとも呼ばれる)のおすすめ理由は色々な野菜が入っていて見た目にも鮮やかというところです。色々な野菜が入っているので炒め物から汁物まで使い方はあなた次第で無限に広がっていくことでしょう。アメリカ式に考えればミックスベジタブルやベジタブルメドレーはこのままゆでて塩こしょうやバターを加える程度で付け合せの野菜おかずとします。
メーカーにもよりますが、ミックスベジタブルのほうが5mm角の野菜が入っているのに対し、ベジタブルメドレーのほうが野菜が大きい傾向があります。
冷凍野菜初心者の方はまずこのミックスベジタブルやベジタブルメドレーを使ってみることをおすすめします。野菜に偏りがないので使っているうちにアイデアが浮かぶことも。
また、一人暮らしや夫婦2人だけなど家族数が少ない方にも一袋で数種の野菜がとれて良いですよね。
おわりに
アメリカ食材でおすすめの冷凍野菜を見てきましたがいかがでしたでしょうか?私は小さい頃母が「冷凍野菜なんて」と言っていたのを思い出しますが時代と技術はすでに変わり現在では旬のものを瞬時に冷凍したものが、冷凍野菜として店頭に並んでいます。
旬のものを旬の時にとれたてをいただけるのが最高ですが、みんながみんな農家ではないのでそれも難しいですよね。
是非上記のおすすめ冷凍野菜を上手に使って野菜たっぷりのご飯を作っていただければ幸いです。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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