アメリカではカット野菜がたくさん売られていますよね。私は実を言うとアメリカに住み始めてしばらくはカット野菜に抵抗があったんです。
でも今では本当に時間が取れないときや急にお呼ばれで何か持参しなければならない時にカット野菜を使うようになりました。
出来合いのイメージがあってついつい敬遠していたのですが、カット野菜利用上手な知人のおかげで時短もでき、手間暇かかる野菜の準備にイライラすることもなくなりました。
カット野菜は上手に使って野菜をたくさん食べたいですね。
アメリカカット野菜の王道レタスとキャベツ
ドレッシングを注ぎ込んで振るだけ
アメリカカット野菜と聞いてまず思い浮かべるのは袋入りカット済みレタス。たくさんの種類があって陳列棚の端から端まで試してみるのも楽しいですよね。
洗浄も済んだカット野菜であるというだけですでに時短になっているので、私はお皿に出してからドレッシングをかけていました。
ところが、更なる時短ワザを知ってしまったのです。カット済みレタスの袋を開けたらドレッシングをお好みで大さじ1~3ほど入れて袋のあけ口をギュッと持って上下にシャカシャカと振るのです。
ドレッシングがまんべんなく野菜に行き渡り、あっという間にサラダのできあがりです。
お皿やボウルに野菜をのせてからドレッシングをかけると全体に行き渡りにくく、ドレッシングをかけてから混ぜようとするとせっかくのお皿やボウルの周りが汚れてしまうことも。
この袋にドレッシング直入れの方法だと入れ物を汚すこともありません。まな板入らずだけでなく、洗い物やドレッシングを拭い取る手間も減ります。
コールスローこそカット野菜を利用
一番の手間を簡略化
包丁の扱いに自信がなかったり、キャベツを刻むたった5分の時間が惜しい時ってありませんか?
そんな時こそ、カット済みのコールスローセットを使いましょう。
確かに丸の生鮮キャベツに比べたら割高ですが、冷蔵庫に入りっぱなしの丸のキャベツをみながら「刻むのめんどくさいな~」とうらめしく思っているくらいならコールスローセットを使った方が毎日の食事の支度もはかどるというもの。
一人暮らしならコールスローを作るだけでなく、野菜炒めやスープに入れたりと使い方はアイデア次第で膨らみます。
また、アメリカでの留学中はキッチンが小さかったり使いづらかったりすることがありますよね。カット野菜はキッチンの環境があまり良くない方にも向いています。
キャベツ好きが多い日本人にはカット野菜のコールスローはとっても使える一品です。ちなみににんじんも少し入っています。
今、書いていてアイデアが出ましたが、とんかつやチキンカツのお供の生の千切りキャベツにもいいですね。にんじんが入っていますのでご了承ください。
アメリカ風のコールスローを作りたい方はこちらをどうぞ。
→「アメリカ野菜料理|ホリデーシーズンに使える!【パッと見レシピ】」
アメリカでカット野菜 袋詰めばかりじゃない
角切り・ヌードル状野菜も
カット野菜は今や葉野菜ばかりではありません。
バターナットスクウォッシュなどのスクウォッシュ(みずみずしいかぼちゃのような野菜)系からにんじんやズッキーニなどをヌードル(麺)状に切ったものまで多種多様なカット野菜が売られています。
値段としてはやはり人の手が加えられているために人経費の分だけ割高なのは仕方ありません。
でも一人暮らしや夫婦だけ、またはアメリカで忙しい生活を送られている方には皮をむいたり切ったりする手間が省けるカット野菜は救世主と言えるでしょう。
また、あなたが気になる流行の野菜の形(ヌードル状など)はカット野菜を買ったほうがいい場合もあります。
変わった野菜の切り方をしたいがために年に何回も使わない道具を増やしていくより良いでしょう。
ここぞという時は理想の形に切られたカット野菜を買ったほうが道具を使って自分でうまく切れないとイライラすることもなく、キッチンの肥やしを増やすこともないですよね。
アメリカで自作カット野菜
買うだけが能じゃない
毎日が仕事や勉強で忙しくても休日に多少余裕があるという方は自家製カット野菜はいかがでしょうか?
特に玉ねぎは切ると涙が出たり、切るたびににおいがつくためまな板や包丁を丁寧に洗わなければならなかったりして時間がかかり気味。
野菜は一週間分を休日や夕食の準備の前後ににまとめて切ってしまいましょう。
みじん切り、くし切り、千切りなどあなたが良く使う切り方で一気に切ってそれぞれをジッパーつきの保存袋にまとめておきます。
新鮮な風味にこだわる方は一回に使う量ごとに袋をわけてもいいですね。私は袋がもったいない(あと、面倒)という理由で一まとめにしてしまいます。
野菜炒めにする野菜を切った後に全て水分をよく取って、冷凍してしまう方法もありますよ。
野菜炒め用冷凍できるカット野菜例
〈基本野菜〉
●キャベツ
●にんじん
●玉ねぎ
●リーク・グリーンオニオン(お好みで)
〈青味・色味足し野菜〉
●ほうれん草
●ブロッコリー
●ピーマン
●パプリカ(赤・オレンジ・黄)
野菜炒めでももやしだけは冷凍しないようにしましょう。もやしは仕上げに入れてシャキッとさせたいですよね。
野菜は冷凍すると繊維が壊れるので火が通りやすく味もしみやすいのがメリット。逆に野菜のシャキシャキ感は減ってしまいまうのがデメリットです。予めご了承ください。
*アメリカでもやしが見つからない方はこちらをどうぞ。
→「アメリカ|もやし栽培してみよう!」
アメリカでカット野菜 長期保存には?
缶詰や冷凍野菜もカット済みあり
カット野菜といえば生鮮野菜だけではありません。缶詰や冷凍野菜も丸ごと入っているものとカットされているものに分かれます。
カット野菜の場合は文字でcut(カット済み)と記載されている上、必ず絵や写真でも中身の野菜がどういう形態で入っているのかわかるようになっています。
缶詰野菜は全て柔らかくなっていますが、冷凍野菜では野菜の歯ごたえを残しつつ冷凍されているものもあります。色々食べ比べてみてください。
更にカット済みであっても内容量を良く見ましょう。内容量と値段が同じなら手間賃が含まれて居ない証拠。
節約を気にする方は内容量もしっかりと見てカット野菜を買うかどうか考えることにしましょう。
おわりに
アメリカのカット野菜と使い方のアイデアを見てきました。ところで、アメリカは一回停電になると2、3時間~数日に及ぶことがあるのをご存知ですか?
停電が発生したら冷蔵・冷凍庫は開けないのが基本ですがあまりに長時間停電が続くと冷凍食品はとけてしまうかもしれません。
そんな時も缶詰がいくつかあればどうにかしのげますよね。私のようにキッチン関係がオール電化の家では電気が止まると料理もできなくなるのでもしもの時のためにカット野菜の缶詰は常備しています。あなたはどうですか?
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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