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アメリカ野菜節約するコツ~本気度ランキング!~

アメリカ 野菜 節約


アメリカでの野菜の節約方法をお伝えします!!

4人以上の家族から一人暮らしまでアメリカで野菜を節約するコツをすぐできることから究極の本気度のものまで一気にご紹介します。

あなたはどの程度まで野菜の節約に取り組んでみたいですか?

それではさっそく見て行きましょう!



アメリカで野菜を節約 今日からでもできる方法3つ


アメリカ 野菜 節約

1-1.基本的には大袋がよりお得

家族やルームメイトなど、4人以上の家庭ではアメリカの大袋入りの野菜が節約へとつながります。

にんじんは5パウンド(2.26kg)入りもあってかなりの量ですが、にんじんに限ってはオーガニック(有機栽培)だとしても価格が安いので野菜の節約につながります。

それに節約と言ってもたくさん入っていると「たくさん食べなければ」と思うので野菜の消費アップにもつながります。野菜の節約と消費アップ、一見すると間逆のことですがどちらにも良いように作用するのが大袋入り野菜の魅力です。

1-2.冷凍野菜をフルに活用

冷凍野菜も今や旬のおいしさを瞬間的に冷凍しています。そのため”冷凍野菜反対者”もずいぶん少なくなりました。

でも未だに頑として冷凍野菜を使わず苦労している人を見かけます。日本出身の方にその傾向があるようです。

一度使うとその便利さにハマる上に時短調理もできます。野菜の摂取量も種類も増やせることのできる冷凍野菜を使わない手はありません。

勝手なイメージが一人歩きして冷凍野菜をただただ拒否するのはもったいない!お子さんのお世話に忙しい家庭でも一人暮らしで複数の野菜の種類をとるのが難しい家庭でも冷凍野菜をフルに活用することで便利と栄養が同時にとれます。

もちろん野菜の節約という面では一年を通してほとんど価格変動なしに利用できるところですね。

1-3.缶詰も考慮する

大きい家に大きな冷蔵庫のイメージのアメリカでも家族や住まいの状況によっては入る野菜の量に限界があることも。そんな時は缶詰も野菜の節約として考慮しましょう。

2.の冷凍野菜と同じで昔は良いイメージがなかった冷凍野菜と缶詰野菜ですが今は缶詰も旬の野菜を旬のままパックしてありますし、塩が加わっていないものやオーガニック(有機栽培)の缶野菜もあります。

それぞれの好みや使い方を考えてセールでお得になることも多い缶詰を節約に取り入れてみましょう。アメリカは野菜の缶詰の種類が多く、自然災害時の非常食にもなりますからいくつか常備しておきましょう。



アメリカ 野菜の買い方で節約する方法3つ

アメリカ 野菜 節約

2-1.買い物は週に2回がベスト

アメリカ風の週に一回のまとめ買いは有名ですよね。確かにそれで節約につながっているご家庭も多いと思います。

そこであえて言わせてください。私の場合、


週に2回程度に分けて買い物に行くのが一番食費の節約になっていると実感しています。


なぜ週に2回買い物に行くくらいが節約につながったかというと、「来週まで買い物ができないからもし足らなくなったらどうしよう」という恐怖から無駄に買おうとしなくなったからです。

特に野菜の新鮮さを保つ観点から言っても週に2回くらい買い物に行った方が週の真ん中あたりで野菜の使用状況の確認もできて必要なものを買い足せるのでベストです。

〈大人2人子ども2人の家族例〉 1週間あたり平均20~30ドル(2000~3000円)節約

=1ヶ月80~120ドル(8000~1万2000円)もの節約になりました。


2-2.「セール時にまとめ買い」は野菜の場合やめたほうがいいかも

野菜はもりもり食べたいものですが、それはセールの時にあおられた気分であることも多々あります。

ほとんどの場合、買い物が終わって帰ってくるとそんな野菜をもりもり食べたい気分はしぼんで冷蔵庫だけがいっぱい。奥の方は何を入れたっけな?なんてことに。

天候が不安的なときなど、暑いからレタス2束買ってきたもののその後気温が下がってサラダの気分じゃなくなってしまったなんてことがありませんか?

他の食品ならまとめ買いもできますが生鮮野菜はなかなか長期の保存が難しいですね。レタスなどは冷凍するわけはいきません。

かといって冷蔵庫に入れていても保存が長期になるにつれて野菜の栄養もそこなわれてしまうとも言われていますよね。

野菜売り場で値札が2for5(2つで5ドル)となっていても1つだけ、半分の値段の2.5ドルで買えます。


生鮮野菜は”セールだから”という理由で無理に買いすぎないようにしましょう。


2-3.底値を知っておく。底値でなければ我慢!


これは私が普段実践している節約術のうちでも無意識に近いものです。同じ質のものであれば安く買いたいのは人の常。


色々なスーパーの色々な野菜の底値を知っておくのは野菜の節約でとても大事です。


私が特にそれぞれのスーパーの底値が頭に入っていると思う野菜は「白菜」です。みずみずしくて一玉の重さが結構ありがちな野菜。

”ちょっとの値段の違い”がレジに持っていくと”すごい値段の違い”になりがちな野菜なんですよね。ですから白菜のような重い野菜は、


底値かそれに近い値段でないときは我慢します。


笑われそうですが。本気です。

そして代用野菜のセヴォイキャベツを使ったりキャベツを使ったり。鍋料理などどうしても白菜でなければ味が違いすぎると言うときは献立変更します。


「そこまでしなくても」と思うかもしれませんが、アメリカにいて野菜を節約しなければならない場合日本の野菜は高くつくことが多いので仕方ありません。



アメリカで野菜の節約。食をアメリカっぽくして

アメリカ 野菜 節約

3-1.「郷に入っては郷に従え」精神で


アメリカの食事にしようというよりは、完全な日本食ばかり続けて食べないということです。

どうしてもアメリカでは日本の野菜は2、3倍の値段になりますからそれだけを続けて食べていたのではとても節約することはできません。

にんじんくらいならアメリカの細いにんじんでもそこまで味の違いはないので同じように使えます。

でもそんなにんじんでさえ毎回日系かアジア系のお店まで、わざわざ高価な日本のにんじんを調達に行かれていた駐在の奥様を見かけたことがあります。

にんじん、玉ねぎ、じゃがいもなど世界中に同じようにある基本の野菜はアメリカの一般的なスーパーで買うようにしましょう。

3-2.外国暮らしを学びにしよう


夫婦で日本人だと日本の文化や生活様式のままアメリカに住んでいることも原因になることがあります。

そんな時こそ意識して海外旅行気分で現地アメリカのスーパーで日本の野菜と似ているものを探してみてはいかがでしょうか。

日系やアジア系のスーパーではそこでしか買えない野菜(例えばごぼうや里芋など)を買うにとどめれば節約度はかなり違ってきます。

英語が苦手だからという方もいますが、レジでの会話は基本的に決まっています。あいさつと"Did you find everything OK?(必要なものは全てございましたか?)''にイエスかノーが言えれば十分です。

現地スーパーにどんどん繰り出しましょう。あとはアメリカの料理雑誌や料理の番組を見るのも勉強になりますよ。言っていることがわからなくても写真や映像からたくさん学べます。



アメリカ野菜の節約 自分で育てる

自分で育てると一番安い種や苗を買うことから大きく収穫できます。

ベランダ菜園・家庭菜園を始める

アメリカ 野菜 節約

4-1.ベランダ/カウンター菜園(小さめのスペース)

一人暮らし用のアパートでも日本より広いキッチンカウンターに、部屋数も多くて恵まれているアメリカでハーブや多少の野菜を育てないのはもったいない。

キッチンカウンターやベランダ、部屋の一角でも野菜やハーブを植えて育てられるといいですね。

野菜ではレタスの赤ちゃんであるマイクログリーンズが種をまいてから1、2週間くらいですぐに食べられるようになるのでおすすめです。

4-2.家庭菜園(大きめのスペース)

掘り起こしても誰にも怒られない土地をお持ちの方なら、もっとがっつり野菜の節約ができます。

家庭菜園があれば野菜の節約につながるだけでなく日本独特の野菜の種や苗を買って育てることもできます。

無農薬で育てることもできますし、苗や種をオーガニック(有機栽培)ものにすればこだわりの野菜を育てることができますね。自由度が高いのでおすすめです。
【家庭菜園で育てやすい野菜】

●ミニトマト(水をやりすぎない)

●マイクログリーンズ(野生動物が来る場合は柵と網を設置)



【肥料さえたくさんやればよくできる野菜】

●きゅうり(まずは苗から育てると簡単。慣れたら種からもできるがひと手間必要。)

●ピーマン(こちらも苗を入手)

●なす(日本のなすの種類「イチバン」の苗が一般小売店でも出回っています)



ここまでやるか?アメリカで究極の野菜の節約法

アメリカ 野菜 節約

ロシア流!野菜の水耕栽培をしよう

最後にアメリカで野菜を節約するための究極の方法をお伝えします。冬の寒さが厳しく野菜が本当に手薄になってしまうロシアでの節約術。買った野菜のヘタを水につけておいて伸びてきた茎や葉っぱを食べる方法です。



【大根のヘタから大根葉を収穫する方法】

①白いの大根の部分と緑の茎の部分の両方が付いた状態でヘタを切り落とす。

②白いの大根の断面を下にして水につける。

毎日水を取り替える。

④数日すると葉が伸びてくるので葉を収穫して食べる。

⑤無料で大根葉が手に入る



【他にも再生可能な野菜】*全て私が実際にやってみて成功したもの

●にんじんのヘタ(にんじんの葉が出てくる)

●レタス(株の部分を水切りしたら数日水を取り替えつつ様子を見る。内側から新しい葉が出てくる)

●小ねぎ(根と根の境を水につけておくとねぎが伸びてくる)



【カウンター下でできる】
もやしの栽培法方はこちらをどうぞ。
もやしの栽培


おわりに

アメリカで野菜を節約するコツを本気度で追ってみました。あなたの生活に取り入れて野菜の節約に生かせそうなものはどれだったでしょうか?

一番の節約は「買ったもの育てたものは残さず食べる」これにつきます。

計画的に買い物をしたり栽培することで楽しく節約しながらも野菜をたくさん食べられる生活が送れるといいですね。



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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡

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