アメリカの朝食で野菜はどのように食べられているのでしょうか?少し前のイメージだとアメリカの朝食には全く野菜が入っていない感じでしたが最近ではどうなのでしょうか?
実は全体的には以前にも増して朝食に野菜が登場する機会が増えているのです。アメリカ風の朝食スタイルを保ちつつ野菜が取れるメニューを選びましたのでご覧ください。
アメリカ朝食野菜も果物もたっぷり
1.パワーサラダ
10年ほど前だと朝からサラダはあり得なかったアメリカの朝食ですが、この数年間でカフェなどを中心にサラダも朝食入りを果たすようになりました。
サラダと言ってもレタスやトマトだけの軽いものではなく、キヌア(英語ではキーンワ)などの雑穀やアボカドなど良質な油を一緒に取れるような一皿で完結する腹持ちの良いサラダがあります。
私の周りでは奥さんか夫のどちらかが国は関係なくアメリカ以外の外国の方だと朝食にパワーサラダを食べている家庭が多いです。みなさん野菜摂取には積極的です。
2.野菜入りオムレツ
典型的なアメリカンスタイルの朝食でも唯一野菜がたくさん入っているものがあります。野菜入りオムレツです。
一人前に卵は3個くらい使われていますがその分オムレツからはみ出るくらい野菜もたっぷりと入れられています。
人気のものはマッシュルーム、ベルペパー(ピーマン・パプリカ)、ほうれん草、玉ねぎ、じゃがいもなどがあります。
野菜も一品だけ入れる人もいれば何種類も入れる人もいてホテルなどではコックさんが目の前で宿泊客の好きなものを入れて作ってくれるところもあります。
ダイナーなどではメニューにある程度の野菜のコンビネーションが載っています。品物を見て、あなたの好きな野菜が入っているオムレツを注文してみましょう。
メニューに載っていない野菜の組み合わでも好きなものを頼んだり、あまり好きではない野菜がある場合は「○○だけ入れないで」と頼むこともできますよ。お試しください。
3.スムージー
2、3年前に爆発的な人気を誇ったスムージーですが、その後良く噛まないと意味がないなどの情報が流れ、以前より人気が停滞した気配があります。
確かに食べ物は唾液とよく混ざったほうが消化にいいんですよね。ということで、よく噛むように飲むことでスムージーの恩恵を最大限に活かせるのではないでしょうか。
私はもともとゴクゴクと早く飲めないタイプなのでスムージーもちょびちょびと飲んでいましたが、その方が良いと聞いてあながちのろのろ飲むのは悪くなかったなと思いました。
4.クラブハウスサンドイッチ
アメリカのサンドイッチには外側がこんがり焼かれたクラブハウスサンドイッチがあります。
外食での朝食ではサラダがサイドメニューとして出てくることはほとんどないのですが、パンの真ん中に挟まったサンドイッチの状態ではこのクラブハウスサンドイッチが野菜が一番たくさん入っているものになります。
一緒にチーズやベーコン、ターキー(七面鳥)などの肉類の薄切りが入っているので忙しい朝に食べておきたい物が全て入っているサンドイッチと言えます。
私は外食にすると普段野菜を食べようと努力しているだけに気が緩むのか超アメリカンな野菜抜きの朝食を選んでしまうのですが、今度ダイナーに行くときはクラブハウスサンドイッチを注文したいなと書いていて思いました。
5.フルーツサラダ
アメリカは国土が広いので色々な気候の土地が国内にあります。そのため国産のフルーツが格安で手に入ります。
丸ごとパイナップルも一つ2ドル(約200円)程度なんてこともザラ。
ブルーベリーなどのベリー系のフルーツもありとあらゆるものがあります。そこで色々なフルーツを一口サイズにしてタッパーいっぱいに作ることができます。
外食だと通常パンケーキの付けあわせとして出てくることもおおいです。フルーツ好きにはアメリカ在住はたまらないと思います。
アメリカ朝食 ちょっとの手間で野菜も果物も!
6.オートミール
燕麦(えんばく)と呼ばれる大麦を押しつぶしたもので水と一緒に煮るとおかゆのようになりますが栄養満点で一品完結の朝食として近年とても注目されています。
私の友人も朝は毎日オートミールを食べると決めてから体の調子が整って良くなったという人がいます。効果は人それぞれでしょうが試してみる価値はあると思います。
どろどろとしたおかゆのような食感なので好き嫌いは分かれますが、ブルーベリーやブラウンシュガー、メープルシロップなどとともに食べるとおいしい朝食メニューです。
7.パンケーキ
アメリカの朝食で野菜が全く入っていないイメージのパンケーキですよね。
でも最近では豆の粉を入れて腹持ちをよくさせたもの、フラックスシード(亜麻仁(あまに)の種)を入れたものなど野菜的な感じのものを入れたパンケーキが出てきました。
外食ではあまりみませんが、ご家庭でパンケーキを作るなら
●にんじんをすりおろして入れる。
●ほうれん草を細かく刻んで入れる。
●ふかし芋をつぶして入れる。
など、パンケーキに野菜を入れることができますよね。
また、パンケーキにじゃがいもやさつまいもなどのいも類をつぶしたものを入れると食感がもちもちしておいしいですよ。
アメリカ朝食 野菜は・・・入っている?【一品系】
8.シリアル / グラノーラ
こちらは箱から出して牛乳をかけるだけ。アメリカの共働きの家庭では未だにシリアルが月曜日から金曜日までの朝食だというところが多いです。
コーンフレークはとうもろこしからできていますしライスシリアルは米からできています。
グラノーラはドライフルーツやココナッツも入っているのであながち野菜ゼロとはいえませんよね。余裕があればバナナやブルーベリーなど生のフルーツを足せると良いですね。
シリアルは冷たい牛乳をかけて食べるので寒くなってしまう季節は野菜たっぷりの温かいスープを一緒に飲んでみるといいですよ。
*「アメリカはコンソメがないからおいしいスープが作れない」と思っている方はこちらをどうぞ。→「野菜スープ|コンソメなしで作るコツと代用品公開!」
9.ワッフル
アメリカでは冷凍ワッフルがシリアルに次ぐ人気です。理由は子どもだけでもトースターを使って温められるから。
大人でも簡単に外側がかりっとして内側がふわっとしたワッフルを食べられるので人気です。
外食の場合はおしゃれなお店であればベリーなどが添えられていますが、どっぷりアメリカなダイナーだとワッフルだけが出てくるでしょう。
ワッフルだけにならないように意識して温野菜やフルーツサラダを添えたいものです。
10.フレンチトースト
フレンチトーストは卵や生クリームを使うだけなのでもちろん野菜は全く入っていません。
9.のワッフルと同じようにフレンチチーストを外食で注文するとフレンチトーストだけが並んで出てくるのでびっくりします。
野菜嫌いの人にとってはフレンチトーストは小麦=植物でできているので野菜みたいなものらしいのですが、こちらのフレンチトーストにもサラダをつけることをおすすめします。
おわりに
アメリカ朝食に野菜が入っているのかメニューをずらっと見てきました。外食するにしても家で朝食を作るにもこれらのメニューを参考に野菜や果物をとっていただければ幸いです。少し目線を変えればアメリカの朝食でも野菜をたくさんとることができますから楽しみながら取り入れていきましょう。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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