アメリカの野菜や果物の買い方でちょっと迷ったことはありませんか?
アメリカでの野菜の買い方にはちょっとしたコツがあるんです。
日本の常識では考えられないびっくりするような買い方もあるんですよ。
今回は初めはちょっとびっくりするけれど、慣れればすいすい自分が思ったような買い方ができるアメリカでの野菜の買い方とコツをお伝えします。
アメリカ 野菜の買い方とコツ その1
必要な分だけ買える
アメリカで一人か二人暮らしの場合、または短期の旅行などで、少しだけ買いたいとか買い置きするほど必要ないという時どうしたら良いでしょう。日本だと野菜や果物の買い方としてすでにパッケージされて値段も決められたものを買いますよね。
でもアメリカだと棚に平置きにされているバナナは房を半分にしたり、一本だけポキッと取ってレジに持っていくことができるのです。
よく大量に袋に入ったぶどうがあるけれど、そんなにたくさん買うと高いし要らないということもありますよね。
そんな時は袋のジッパーを開けて中に手を入れてまで量を調節してOKなんです。
もちろん野菜はバラ売りがたくさんありますから必要なだけ購入することができます。
多少割高なバラ売りもありますが、野菜売り場の側にある秤(はかり)で重さを量ってみてください。
バラ売りだからと言って他の大袋入りより単価が高いとも限らないことも多々ありますので是非秤(はかり)で量って値段を比べてみましょう。
アメリカ 野菜の買い方とコツ その2
10個も買わなくちゃ?と焦らないで
アメリカの野菜の買い方で真っ先に迷うのは”10 for $10"(10個で10ドル(約1000円))の値札表示ではないでしょうか。
「いやいや、10個も要らないし!」と言う方と「10ドルも払いたくないし!」それとも両方!?とにかく「1つだけ買いたいのに」という時焦りますよね。
この表示がよくある赤ピーマン(パプリカ)を例に出しましょう。
もし赤ピーマンの陳列棚の前に"Red Bell Pepper(赤ピーマン) 10 for 10"とあったら「1つ1ドル(約100円)」と売り出しているのです。
これはアメリカ中のスーパーで適応されている野菜の買い方表示です。スーパー側は字面で安さと量を強調して多く売りたいだけ。
実際は1個から買えます。
野菜だけでなく他の食品でもこの価格表示は適用されます。だからアメリカにいると掛け算割り算がスイスイできないと困ります。
2 for 5だったら、1つは2.5ドル(約250円)ということで、もし3つ買ったら2.5ドル×3=7.5ドル(約750円)というわけです。
ただ、その値札の下に小さめの字で"(You) Must Buy 10"と書いてあったなら「その1個あたりの値段はこの野菜を10個買わないと適用されないよ」ということです。
値札の下側や広告をよくチェックし、このMust Buy(買わなければならない)という表示がなければ1個ずつ買え、その1個あたりの値段は割り算をすることで算出できます。
アメリカ 野菜の買い方とコツ その3
バラ売り野菜や果物は自分で袋に入れて
何でも自分でするのがアメリカでの野菜の買い方です。野菜に限らずドーナツやベーグルなんかも自分でトングなどを使って好きなだけ取り出すという買い方をします。
ガソリンスタンドの給油を日本に先駆けてお客さんにセルフでさせたのもアメリカですよね。
1.でアメリカでは野菜や果物を好きなだけちぎる買い方の話をしましたが、ここでもそうです。
日本の野菜や果物は大多数がすでにパッケージに入れられていて、スーパー側に決められた量の野菜や果物をお客さんが買うという買い方になっています。
それに対しアメリカではお客さん自身がバラ売りの野菜や果物を必要なだけ買う買い方ができます。
野菜や果物をお好きな量だけ手にしたら、近くに設置してある薄いビニール袋に入れてレジに持っていきましょう。
【アメリカでの値札の見方】
●2/ea・・・ea はeach(それぞれ)の略。この場合1個につき2ドル(約200円)●3.99/lb・・・lbはlibra(秤=パウンド)の略。この場合1パウンド(約450g)につき3.99ドル(約399円)
よく/eaと/lbを見間違えたがためにお会計で焦ることもあるので気をつけましょう。
環境保全のためビニール袋の使用量を気にする方はレタスなど濡れた野菜でなければ入れる必要はありません。
その際はレジでお会計をする時にじゃがいもならじゃがいもをまとめてベルトコンベアに置いてあげるとレジの人に親切です。
レジの人はバーコードを読み取るところに秤(はかり)機能がついているので、その上に野菜や果物を置くと瞬時に重さが量れ値段が算出される仕組みになっています。
おわりに
アメリカでの野菜の買い方のコツを見てきましたがいかがだったでしょうか?特に1.の野菜や果物はちぎって好きなだけ買えるという技はアメリカ人でも知らない人がいるので教えてあげるといいかもしれませんね。
ぶどうの袋に手を入れてまで量の調節をするのはためらわれますが、実際にちゃんとできますのでご安心ください。
その時は「(値段)/lb」(重さにつきいくら)と書いてあるか確認しましょう。
個別の袋詰めのりんごなど、「(一袋)/bag」で売られている場合は量の調節は禁止です。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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