アメリカ野菜のかぶの使い方に悩んでいませんか?とっても使える野菜なのに日本のかぶと見た目も大きさも違うためアメリカのスーパーの売り場を通り過ぎてしまう人が多いようです。
そこで今回はアメリカ野菜のかぶの使い方をご紹介していきます。日本のかぶとは違いますがとっても使える特にアメリカでは秋冬によく出回り色々な料理に使える野菜です。ここで使い方を学んでどんどん活用していきましょう。
1.アメリカのかぶはどう使う?
加熱の場合は「じゃがいもと同じように扱う」と覚えよう
アメリカのかぶ。茎との境目が紫色で日本のかぶとは見た目も違う上に大きくてどう使えばいいのか迷ってしまいます。ます覚えるべきことは加熱するときはじゃがいもと同じように扱うと言うことです。加熱は蒸すとき以外は水から入れるようにしましょう。
水から入れるのかお湯から入れるのか迷ったら根菜は水から徐々に加熱することを覚えておきましょう。そしてアメリカのかぶは苦味があるので注意が必要です。
日本の浅漬けのように生で食べるのはその独特の苦味のため難しいと思います。アメリカのかぶは加熱に向いていることを念頭に置いて買い物をするようにしましょう。
かぶの苦味は油でかなり解消されるので加熱調理の際は油をたっぷりと使うようにするのがアメリカのかぶをおいしく食べるコツです。
2.かぶのおすすめの食べ方4選
●ロースト(オーブンで焼く)
基本的にはかぶに塩こしょうをしてからオリーブオイルをまぶしてローストしますが、苦味が苦手であればメープルシロップをまぶして焼いてもいいでしょう。他にもハーブ類を使ってみたり、カレー粉などちょっと強めの味付けがアメリカのかぶには合うでしょう。この強めの味がアメリカのかぶの苦味消しにもなります。ローストしたかぶは肉料理の付け合せにぴったりですよ。
●煮る
かぶをスープやシチューに入れてみましょう。煮込んで柔らかくなると甘みが増しておいしいです。アメリカのかぶは苦味がありますのでオリーブオイルやバターをたっぷり目に使ったスープやシチューにすると良いでしょう。煮込むことで甘みが引き出されて苦味と調和するのでその味に慣れれば多少の苦味も味わい深さになります。なお、かぶを入れるタイミングはじゃがいもと同じです。
●蒸す
蒸し器にかぶを入れて柔らかくなるまで蒸します。少しのバターと塩にレモン汁を少々であっという間に一品完成です。蒸し器がない場合は蒸している間に水がなくなって焦げ付いてしまわない程度に鍋の底に少しだけ水を入れて沸かします。湯気が元気よく出始めたらかぶを入れれば蒸し器がなくてもかぶを蒸すことができます。鍋の底に少しだけ水を入れて蒸すほう方はブロッコリーなど他の野菜にも使えます。
●生食
かぶを生食するには大きなかぶでなく若い小さいかぶにしましょう。アメリカの苦味があるかぶも若くて小さいかぶであればサラダの上に散らしたり、かぶ自体を千切りにしてサラダにしたりすることができます。若くて小さいかぶでないとアメリカのかぶは苦味があるので生食は難しいかと思います。でも「苦いの大好き!」という方は成熟したかぶでも生食してみる価値はありそうですね。
3.かぶの形を変えてみよう
3-1.マッシュする
〈甘みを足すことでかぶの苦味をやわらげたい時〉上記のロースト、煮る、蒸すなどの方法で過熱した後はマッシュドポテトのようにマッシュ(つぶして)使ってみましょう。つぶしたかぶにメープルシロップやスイートポテトを加えると甘みが出ます。
〈チーズを足すことで下部の苦味をやわらげたい時〉
つぶしたかぶの全体の4分の1量ほどのスイスチーズやグリエールチーズなどとろけるタイプのチーズを入れても食べやすくなります。
3-2.拍子木切りにする
拍子木切りにするのは生食にできる小ぶりのかぶが手に入ったときくらいかもしれませんが、マッチ棒のようになるので指で切ったかぶを一本ずつ持って食べやすくなります。ディップ*をつけて食べるときにもディップに指が入り込まないので便利なかぶの切り方です。*ディップ=野菜やクラッカーをつけて食べる、クリーム状のソースやドレッシングのようなものを指します。アメリカのフィンガーフード(指で取って食べられる料理)では良く聞く名前ですから覚えておきましょう。
4.生食に挑戦するなら小ぶりのかぶを
生食でアメリカのかぶを食べる場合は若くて小さいかぶを選びます。スーパーではなかなか見つからない小ぶりのかぶは、ファーマーズマーケットなどで見つかることが多いようです。
加熱しても多少苦味が残るアメリカのかぶも小ぶりの若いかぶはその苦味も少なめ。見つけられたときは生で食べてみて味を確認してみると良いですね。
〈生のかぶ使用例〉
●コールスローにキャベツの代わりに。●サラダの上に散らす。
●ピーナツバターをつけて食べてみても(ピーナツバターがアメリカンでいいですね)。
おわりに
アメリカ野菜であるかぶの使い方や調理するときのコツをお伝えしてきました。これからはアメリカのかぶも使えそうだと思えましたか?日本のかぶに似ているだけあって使わない手はないのです。また、アメリカの根菜のバリエーションとしても重要です。
このアメリカのかぶ、たった一つ気をつけたいのは苦味があるというところだけ。このアメリカのかぶの苦味と上手に付き合えるようになればアメリカのかぶを制したも同然です。色々と楽しい使い方を開発していってみましょう。
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