アメリカで野菜不足解消するにはどうしたら良いのでしょう。特に出張や旅行で比較的短期で滞在をする時にどのように野菜不足を解消していったらよいのかご紹介します。
「せっかくアメリカに来たのだから」というのはわかりますが、時間の許す限り油や炭水化物たっぷりのアメリカらしい食べ物を堪能してしまうと急激な体重増加や肌荒れにつながってしまうでしょう。また、パワフルに動き回りたいときになかなか調子が出ないということも考えられます。
では早速、外食続きでも野菜不足を解消できる方法とそのコツを見ていきましょう。
1.アメリカ野菜不足解消|朝食編
1-1.オートミールや果物を優先
アメリカで野菜不足を解消するのは意外と簡単です。朝食には最近その健康効果から人気のオートミール(燕麦(えんばく)のおかゆ)とフルーツ、サラダなどを選んで食べましょう。
アメリカ滞在といえば油分が気になる方はいるかもしれませんが、良質な油は採った方がいいですね。もし、ホテルやレストラン自慢のエクストラバージンオリーブオイルなどがあるならば、サラダや温野菜にかけて食べてみてください。
アメリカでの短期滞在を健康に有意義に過ごすため、念には念を入れるとしたら皮をむいていないバナナや丸ごとのりんご、オレンジなどを選ぶと良いでしょう。
1-2.ダイナーでは野菜たっぷりのオムレツを探す
アメリカらしい雰囲気が楽しめるといえば、朝のダイナーでしょう。ダイナーとはレストランより「食堂」といった感じの気軽に食事ができる場所です。
もちろんアメリカらしい場所なので、ベーコン・ソーセージ・目玉焼きかスクランブルドエッグなどにパンやパンケーキといったものが主流です。
でもそんなダイナーでもメニューにオムレツがあるはずですので探しましょう。特定の野菜のみ(ブロッコリー入りオムレツやマッシュルーム入りオムレツなど)が入ったものから、様々な野菜が入っているベジタリアンオムレツもたくさんあります。
野菜がオムレツからはみ出すくらいたくさん入っていることが期待できるので、それを選びましょう。
1-3.カフェではセットのサラダにスムージー
カフェと聞くとおしゃれなイメージがありますよね。おしゃれということはイコール、働き盛りで健康志向の客層をターゲットにしているとも言えます。
ここでもベーグルなど脂質の少ないパンにサラダなどがついたセットを注文することができます。
コーヒーもいいですが、スムージーなどもその場で作ってくれたりします。色々な種類があるので迷ってしまいますが、せっかくアメリカにいるのなら普段日本でなかなか見ない野菜や果物の組み合わせの飲み物にも挑戦してみてはどうでしょう。
野菜や果物不足が気になる人は是非飲み物でも取り入れてみてください。今やアメリカの朝食はオレンジジュースだけではありませんよ。
2.アメリカ野菜不足解消|昼食編
2-1.ファーストフードも野菜たっぷりにできる
チェーン店では世界中で同じ味に統一されているはずですが、やはりハンバーガーのサイズが違ったりそのお国特有メニューもありますからね。
最近ではファーストフード店においてセットメニューがお得という概念も崩れてきました。「お得」を追求するために半ば強制的にフライドポテトを食べる時代は終わったのです。
確かにフライドポテトはジャガイモからできていますかられっきとした野菜なんですが、通常毎日食べるべきものではありませんよね。サラダなども豊富でフライドポテトの代わりにオーダーすればアメリカでの野菜不足解消に有効です。
2-2.コンビニによっては野菜たっぷりホーギー(サブ)あり
アメリカのコンビニ全てではないのですが、お店によってはデリカウンターがあり、テイクアウト(持ち帰り)用にホーギー(サブ)をその場で作ってくれるところがあります。
ホーギー(サブ)は細長いパンの間にお好きなハムやサラミに加え、たくさんの野菜が挟まっているサンドイッチのようなものです。
ミートボールやフィリーチーズステーキなど温かいホーギー(サブ)もあります。温かいものは肉中心が多いです。
一般的にホーギーはアメリカ東側英語、サブは西側英語と言われますが間違えて言ったとしてもわかってもらえると思います。このホーギー(サブ)も本当にたくさん野菜が入っていますので、一般的なサンドイッチよりアメリカでの野菜不足解消に向いているといえるでしょう。
2-3.スーツ姿でも問題なし!食品スーパーで野菜不足解消
旅行の人は好きなものを着られるからいいとして、出張中でスーツを着ていてもアメリカのスーパーでは浮きません。
男性でも女性でもスーツ姿での買い物はごくごく普通でからドキドキする必要はありません。朝昼夜いつでもなんとも思われないのでご安心ください。
●好きなだけ取れるサラダバー
特にお昼時は日本式の惣菜やお弁当はないにしろ、健康に気を使う人たちがサラダや寿司などを買いに来ます。
開ければすぐに食べられるサラダやラップ類が売っています。
大きなスーパーになるとサラダバーに加えて他のアメリカ惣菜があり、好きなものを好きなだけ容器に入れてレジで重さを量ってもらいます。
1パウンド(約450g)いくら、という感じで計算されます。あれもこれもと取っていると結構すぐに重くなってしまいます。入れすぎには注意しましょう。
●野菜たっぷりのラップ(wrap)
スーパーだけでなく、ファーストフード店やカフェでも最近は野菜摂取に積極的な顧客のためにラップ(「包む」の意味、wraps)と言って、小麦粉でできたトルティーヤの皮にこれでもかと言うほど野菜や肉などを詰めてクルクルと巻かれたものが売られています。
サラダだけでは物足りない時や、一品で適度なバランスをとりたい時にとても便利です。
3.アメリカ野菜不足解消|夕食編
3-1.中華料理もアメリカ風で野菜がたっぷり
そんな時は是非アメリカの中華料理を食べてみてください。
せっかくアメリカに来てまで中華料理?と思うなかれ。
日本の中華が日本風にアレンジしてあるように、アメリカの中華料理もアメリカ人受けするようにアメリカ風の味付けになっているのです。
野菜で例えると、野菜炒めや中華風焼きそばにセロリやブロッコリーが使われています。味付けも野菜炒めから焼きそばまで日本の中華料理とは一味違うのです。
店舗の席で食べてもいいですし、テイクアウト(持ち帰り)してもいいでしょう。
場所によってはバイキング(ビュッフェ)形式で食べ放題もあります。
中華料理はアメリカで野菜不足を解消する絶好のチャンスです。
アメリカにいるとどうしてもパンやパスタの日が増えるから
中華料理ではパラパラしたごはんがつくことが多いのですが、最近はその色からブラウンライスと呼ばれる玄米を選べる中華料理店もあります。
個別オーダーの中華の場合は、融通を利かせてくれるところもあります。
塩分が気になる方は「ソースを半量にしてほしい」と頼んでみてもいいかもしれませんよ。
アメリカはとにかく注文した料理をお客の好みに調節できる国です。
自分好みにオーダーしながらどんどん野菜不足を解消しましょう。
3-2.肉やパスタ中心のレストランでも積極的に野菜を
気軽なレストランから高級レストランまで、最近では地産地消やオーガニック(有機栽培)野菜を積極的に売り出しているところが増えました。
アメリカでの野菜不足解消に事欠きません。
アメリカのレストランではメニューに載っていない組み合わせであっても、お客の好みのものに変更できる融通が利くところが多いです。
例えメニュー上でステーキとフライドポテトがセットであったとしても、それを注文する時点でそのフライドポテトをサラダや温野菜に取り替えられる事はもう常識になっています。
それくらい、典型的なアメリカ食であるフライドポテトより新鮮野菜を選びたがるアメリカ人が増えてきたとも言えるでしょう。
また、注文の仕方として野菜中心の前菜を2つ頼んで一食としたり、メインは半分持ち帰ることにしてその分サラダや温野菜を頼んだりと、とにかく旅行や出張中であっても自分の目指す野菜量を食べる努力をしましょう。
「アメリカで野菜不足を解消したいんだ」という意思を伝えればお店側もそれに応えてくれるはずです。
おわりに
アメリカで野菜不足解消するための方法をご紹介して来ました。これをヒントに行動すればアメリカ滞在中で野菜不足になることはなく、ひとつ心配事が解消されることでしょう。
アメリカに到着したばかりの時差ボケ状態では胃腸が弱っているかもしれません。滞在期間にもよりますが、初日から2、3日目までは腹八分目に気をつけ、アメリカ特有のジャンクフードと野菜不足解消の食事を2対8か3対7ほどの割合に保つと旅行や出張中でも調子を落とさずにいられると思います。
アメリカでも野菜不足解消さえできていれば、ところどころでアメリカらしいコッテリした食べ物を食べても滞在中ずっと元気に活動できるはずです。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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