アメリカの中華料理野菜炒めに入っている丸いシャキシャキとした歯ごたえの野菜が気になりませんか?water chestnuts(ウォーターチェスナッツ)「くわい」のことです。
ウォーターチェスナッツは中国産で日本語では白くわいと呼ばれるそうです。日本のくわいは青くわいと言って地域によってはおせち料理で使われることもあるそうですね。
私はアメリカに来るまでくわいを食べたことがなかったので「アメリカの中華料理に入っているシャキシャキ野菜は一体何なんだ?」と衝撃的でした。
今回はこのシャキシャキおいしい野菜くわいについてご紹介します。
1.くわいを食べたい衝動にかられたらどうする!?
中華料理店に通うか缶詰を利用
アメリカでは生のくわいを見ることはほぼないと言えます。中華街など特別なところではある可能性もありますが、ごく一般的なアメリカ生活で生のくわいに出くわすことはないでしょう。
一度くわいのシャキシャキ感にやみつきになってしまったら、アメリカの中華料理店に通い詰めるか自炊調理で使う場合は市販の缶詰を買うことにしましょう。
白くわいは全て中国産になります。全量一気に使わなかった時の残りのくわいは必ずタッパーなどに入れ替えて冷蔵庫で保存し早めに使い切りましょう。
一度開けた缶に入れたままで保存すると缶の内側が空気に触れると劣化して金属が溶け出すと言われていますから気をつけてください。これはくわいだけでなく他の缶詰にも言えることですよね。
2.意外と高いくわいの栄養価
少量しか入っていなくてもパワフル
くわいだけの料理は中華料理でも見ませんが、野菜炒めにちょろっちょろっと少量入っているだけにも関わらず栄養価はとても高いそうです。
いも類より色々な栄養素が多く含まれているそうです。魚介類の摂取が少なくなりがちなアメリカ生活で取れる栄養素もあるそうです。
食生活に少しだけくわいを取り入れるだけでミネラル補給にもなるようなのでおいしいシャキシャキ感とともに栄養もいただいてしまいましょう。
くわいはシャキシャキとした歯ごたえなのにホクホクのいも類を食べているような食感で不思議ですが、このいも類のような食感が次に続く「食べ過ぎたらおなか周りが気になる」と言われる理由なのでしょう。
3.くわいを食べ過ぎたらおなか周りが?
適量をいただけば気にする必要なし
梨のようなシャキシャキとした歯ごたえがまるでみずみずしい果物のような野菜であるくわい。知らないと果物なのか野菜なのか見当もつきせんよね。
その軽い食感にも関わらずくわいのでんぷん量はいも類の4倍もあるそうです。見た目の軽さに反しおなかに対しては重く反応してしまうので食べ過ぎは禁物です。
そうは言ってもくわいは少し高価な食材なのでそればかりを食べるのは考えにくいですね。私もくわいを知った当初は本当にハマってしまって、中華料理からくわいだけを抜き出してまで食べたいと思ったことはありますが・・・。
食べ過ぎれば太ってしまうかもしれませんがよほどのくわい好きでない限りくわいだけを山盛り食べることはないので、太る太らないという心配はあまりしなくても良いと思います。
4.くわいの缶詰意外な使い方
和食に応用してみよう
アメリカでは生のくわいは手に入りませんがどのスーパーでも最近はアジア食品売り場がありますから缶詰のくわいはどこでも手軽に買うことができます。もちろんアジア系の食料品店では必ず売っていますから、くわいのシャキシャキとする歯ごたえがお好きならくわいを和食にも利用してみましょう。
やわらかく煮た他の野菜と対照的なシャキシャキとした食感がアクセントになります。
味噌汁に入れても良いですし煮物でしたらできあがる直前に入れます。アメリカでもおでんの具がそろうようならおでんに入れてみてもいいでしょう。
煮物は煮汁が冷めるときに味がしみこみやすくなりますのでできあがりの最後に入れたら一度冷ました方がくわいの中まで味がしみこんでおいしくなります。
またチャーハンや炊き込みご飯には少し刻んで入れてみるのもよいでしょう。柔らかいご飯とくわいのシャキシャキとした歯ごたえが対照的でおいしいですよ。
おわりに
アメリカの中華料理野菜炒めに入っている謎のシャキシャキ野菜くわいについてまとめました。私は日本では見たことも食べたこともなかったのでアメリカに来てから逆輸入感覚でのアジアの野菜との出会いでした。
今では中国産ということが少し気になるので本当に一年に何回かしか使いませんが使うときは和食にも入れてみたりと色々実験しています。
是非みなさんも中華料理や野菜炒めだけでなくイタリアンなどにも使ってみてはいかがでしょうか。
梨のような歯ごたえでくわい自体には強い味がないので応用が効くと思います。
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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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