アメリカのスーパーで野菜の鮮度がいいところはないの!?と探し回っている方がいらっしゃることと思います。
何せアメリカのスーパーの野菜の鮮度は半端なく悪いことがしばしばあります。いくらワックスをかけてもしなしな、茶色くなっていたりひどいと腐っていたりカビが生えていたりします。
また、アメリカは広いのでちょっと州をまたぐと見たことも聞いた事もないスーパーに出くわします。今回は私が直接行ける範囲でアメリカ全土展開している大型店とアメリカ東海岸北部中心に絞ってランキングを発表します。
コストコ、ターゲット、ウォールマートなど服や自転車やテレビなどは売っていない、「真のスーパーマーケットのみ」のランキングを野菜の鮮度とともに私の独断と偏見に基づいて発表します。
1位 Whole Foods(ホールフーズ)
野菜の鮮度が店名に堂々と表れている
ホールフーズと聞いて何が思い浮かびますか?このホールフーズという店名がまさにこのスーパーの経営理念を表すかのようですね。
というのも、ホールフーズとは日本語で「加工していない自然食品」を指します。もっとわかりやすく言うと野菜や果物丸ごとのイメージなのです。
地域の差はあれど、ホールフーズはほぼ全米展開しています。このスーパーは最近アマゾンが買収したばかりですので日本のニュースでも名前を聞いたことがある方も多いと思います。
とにかく野菜の鮮度はいつも抜群です。普通に栽培された野菜や果物もありますが、お店全体でオーガニック(有機栽培)野菜を前面に押し出しています。
生鮮食品を中心にした食生活を目指し、加工食品や食品添加物を究極に避けたいストイックでエクササイズ命の働き盛りのお金持ちにとても人気です。
2位 Wegmans(ウェグマンズ)
ウェグマンズ一族で地産地消に力を入れる経営展開
最近ではますます店舗展開をしているようですのですので、今は聞いたことがない店名でも数年のうちにあなたの近所で新店舗ができれば聞くようになるかもしれません。
2018年のスーパーマーケットランキングではフロリダ発祥のPublix(パブリックス)というスーパーと並んでの1位を獲得するほどの人気ぶりもここWegmans(ウェグマンズ)の野菜の鮮度と品揃えを見ればうなずけます。
ウェグマンズはスーパー自体が巨大でアジア系の野菜や果物も豊富に取り扱っています。日本の野菜では白菜はもちろん大根やきのこ類も豊富です。さすがに里芋は見たことはありませんがかぼちゃもあります。
オーガニックと普通の野菜の両方が選べます。時間のない方にはすでにカット済みの野菜が豊富であるのも特筆すべき点です。
きのこ類に関しては1パウンドで12.99ドルなんてものもありびっくりしてしまいますが自分の好きな分量だけ買うことができます。
是非近くにおいてある秤などを利用しながら値段を見て懐かしい日本のきのこ(アメリカ産他ですが)や南国フルーツなどを堪能することをおすすめします。
3位 Trader Joe's(トレーダージョーズ:通称トレジョ)
新店舗は現金買取で展開してきたといわれるスーパー
ほぼ全てが自社商品展開というトレーダージョーズ(以後、トレジョ)。普通のスーパーで一般的な食品会社のパッケージで買い物慣れした人にはこのスーパーの見慣れないパッケージデザインはしばらく買い物しにくいかもしれませね。
でも慣れてくると遊び心満載ののトレジョで買い物をするのは本当に楽しいです。店舗も小さめなことが多いトレジョですので野菜はパッケージされたものが多いですが、鮮度の良い野菜の価格をここまで下げて提供できるのはトレジョならでは。
写真のような「試食コーナー」が各店舗に設置されており常時コーヒーやジュース、おすすめ料理の試食などが気軽にできるようになっています。アメリカの野菜の使い方などはこの試食で勉強できると言っても過言ではありません。
冷凍野菜も豊富で通常栽培とオーガニック(有機栽培)が選べます。冷凍野菜はヨーロッパ産が目立ちます。産地も安心できる部分が大きいと思います。
トレジョの特徴はオーガニック(有機栽培)生鮮野菜でも非常に消費者にとって求めやすい価格になっているところです。
最近「トレジョの野菜は高いと思っていた」という奥様にあったばかりなので、トレジョの野菜はびっくりするほど安いから行ってみるようにとおすすめしたばかりです。
トレジョは農家と直接契約を結んだり早期に買い取り契約をすることで低価格で高品質な野菜を提供しているようです。
おわりに
全米の長~いリストのスーパーマーケットランキングもいいですが、アメリカは本当に広くてその長~いランキングを見ても自分がいる地域以外は知らない店ばかりでランキングを見る意味がわからない。それなので今回は私が実際に行ってみられる範囲の東海岸の北部限定でお送りしました。あとは会社組織としてある会社が何十個もの違う名前のスーパーを所有していることもよくあります。
代表的なのはAlbertsons(アルバートソンズ)ですね。Albertsons(アルバートソンズ)傘下にあるACME(アクミ)やSAFEWAY(セーフウェイ)と言ったスーパーがこの辺にはあちこちにあります。
今回は野菜の鮮度としてはランキング入りしませんでしたが、4位を出すとしたらSAFEWAY(セーフウェイ)です。野菜の鮮度もなかなかで、もやしを売っていたりお米の種類も他のアメリカの一般的なスーパーに比べて多めです。
是非みなさんも色々なスーパーに立ち寄ってご自分なりのランキングを作ってみてください。アメリカのスーパーは本当に店によって特徴が千差万別で楽しいですよ。
関連記事
→「アメリカ日本の食材が買える日系スーパー【東海岸編】」
あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
コメント
コメントを投稿