スキップしてメイン コンテンツに移動

アメリカ|スーパーランキング【野菜の鮮度いい大型店】





アメリカ スーパー ランキング



アメリカのスーパーで野菜の鮮度がいいところはないの!?と探し回っている方がいらっしゃることと思います。

何せアメリカのスーパーの野菜の鮮度は半端なく悪いことがしばしばあります。いくらワックスをかけてもしなしな、茶色くなっていたりひどいと腐っていたりカビが生えていたりします。

また、アメリカは広いのでちょっと州をまたぐと見たことも聞いた事もないスーパーに出くわします。今回は私が直接行ける範囲でアメリカ全土展開している大型店とアメリカ東海岸北部中心に絞ってランキングを発表します。

コストコ、ターゲット、ウォールマートなど服や自転車やテレビなど売っていない「真のスーパーマーケットのみ」のランキングを野菜の鮮度とともに私の独断と偏見に基づいて発表します。


1位 Whole Foods(ホールフーズ)

野菜の鮮度が店名に堂々と表れている

ホールフーズと聞いて何が思い浮かびますか?このホールフーズという店名がまさにこのスーパーの経営理念を表すかのようですね。

というのも、ホールフーズとは日本語で「加工していない自然食品」を指します。もっとわかりやすく言うと野菜や果物丸ごとのイメージなのです。

地域の差はあれど、ホールフーズはほぼ全米展開しています。このスーパーは最近アマゾンが買収したばかりですので日本のニュースでも名前を聞いたことがある方も多いと思います。

アメリカ スーパー ランキング


とにかく野菜の鮮度はいつも抜群です。普通に栽培された野菜や果物もありますが、お店全体でオーガニック(有機栽培)野菜を前面に押し出しています。

生鮮食品を中心にした食生活を目指し、加工食品や食品添加物を究極に避けたいストイックでエクササイズ命の働き盛りのお金持ちにとても人気です。



2位 Wegmans(ウェグマンズ)

ウェグマンズ一族で地産地消に力を入れる経営展開


ニューヨーク、ペンシルバニア、メリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージー、バージニア州を中心に家族経営で展開しているウェグマンズ。

最近ではますます店舗展開をしているようですのですので、今は聞いたことがない店名でも数年のうちにあなたの近所で新店舗ができれば聞くようになるかもしれません。

2018年のスーパーマーケットランキングではフロリダ発祥のPublix(パブリックス)というスーパーと並んでの1位を獲得するほどの人気ぶりもここWegmans(ウェグマンズ)の野菜の鮮度と品揃えを見ればうなずけます。

ウェグマンズはスーパー自体が巨大でアジア系の野菜や果物も豊富に取り扱っています。日本の野菜では白菜はもちろん大根やきのこ類も豊富です。さすがに里芋は見たことはありませんがかぼちゃもあります。

オーガニックと普通の野菜の両方が選べます。時間のない方にはすでにカット済みの野菜が豊富であるのも特筆すべき点です。





アメリカ スーパー ランキング


きのこ類に関しては1パウンドで12.99ドルなんてものもありびっくりしてしまいますが自分の好きな分量だけ買うことができます。

是非近くにおいてある秤などを利用しながら値段を見て懐かしい日本のきのこ(アメリカ産他ですが)や南国フルーツなどを堪能することをおすすめします。




3位 Trader Joe's(トレーダージョーズ:通称トレジョ

新店舗は現金買取で展開してきたといわれるスーパー


ほぼ全てが自社商品展開というトレーダージョーズ(以後、トレジョ)。普通のスーパーで一般的な食品会社のパッケージで買い物慣れした人にはこのスーパーの見慣れないパッケージデザインはしばらく買い物しにくいかもしれませね。

でも慣れてくると遊び心満載ののトレジョで買い物をするのは本当に楽しいです。店舗も小さめなことが多いトレジョですので野菜はパッケージされたものが多いですが、鮮度の良い野菜の価格をここまで下げて提供できるのはトレジョならでは。

写真のような「試食コーナー」が各店舗に設置されており常時コーヒーやジュース、おすすめ料理の試食などが気軽にできるようになっています。アメリカの野菜の使い方などはこの試食で勉強できると言っても過言ではありません



アメリカ スーパー ランキング


冷凍野菜も豊富で通常栽培とオーガニック(有機栽培)が選べます。冷凍野菜はヨーロッパ産が目立ちます。産地も安心できる部分が大きいと思います。

トレジョの特徴はオーガニック(有機栽培)生鮮野菜でも非常に消費者にとって求めやすい価格になっているところです。

最近「トレジョの野菜は高いと思っていた」という奥様にあったばかりなので、トレジョの野菜はびっくりするほど安いから行ってみるようにとおすすめしたばかりです。

トレジョは農家と直接契約を結んだり早期に買い取り契約をすることで低価格で高品質な野菜を提供しているようです。



おわりに

全米の長~いリストのスーパーマーケットランキングもいいですが、アメリカは本当に広くてその長~いランキングを見ても自分がいる地域以外は知らない店ばかりでランキングを見る意味がわからない。

それなので今回は私が実際に行ってみられる範囲の東海岸の北部限定でお送りしました。あとは会社組織としてある会社が何十個もの違う名前のスーパーを所有していることもよくあります。

代表的なのはAlbertsons(アルバートソンズ)ですね。Albertsons(アルバートソンズ)傘下にあるACME(アクミ)やSAFEWAY(セーフウェイ)と言ったスーパーがこの辺にはあちこちにあります。

今回は野菜の鮮度としてはランキング入りしませんでしたが、4位を出すとしたらSAFEWAY(セーフウェイ)です。野菜の鮮度もなかなかで、もやしを売っていたりお米の種類も他のアメリカの一般的なスーパーに比べて多めです。

是非みなさんも色々なスーパーに立ち寄ってご自分なりのランキングを作ってみてください。アメリカのスーパーは本当に店によって特徴が千差万別で楽しいですよ。




関連記事
「アメリカ日本の食材が買える日系スーパー【東海岸編】」



あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡

コメント

このブログの人気の投稿

アメリカじゃがいも|種類ありすぎ!使い方は?【保存版】

アメリカのじゃがいもは種類がたくさんあって使い方がわからずにいませんか? また、どのじゃがいもがどんな料理に合うのか悩みますよね。 日本の2大じゃがいもである、 ● 男爵(だんしゃく)・・・ほくほくして煮崩れし易い ●メークイン・・・しっとりして煮崩れしにくい と覚えましたがアメリカのじゃがいもはどうなのでしょうか。煮崩れしにくいじゃがいもはどれ?逆に、煮崩れしやすいじゃがいもは? 今回は私の在米生活で学んできたアメリカのじゃがいもの種類とそれぞれの使い方をご紹介します。 1.アメリカで一番出回っているじゃがいも ラセットポテト / russet potato ●別名その1:baking potato(ベーキングポテト)=焼き料理に向いているため    ●別名その2:Idaho(R) potato(アイダホポテト)=同じラセットポテトでもアイダホ州で収穫されたものだけが「アイダホポテト」と呼ばれる権限があります。 *(R)は登録商標です。 ●向いている料理法:オーブン・グリルで焼く、油で揚げる ●特徴:価格が安い、ほくほくしている(粉ふきいも、コロッケ向き)煮崩れしやすい アメリカのじゃがいもの中で一番安価で一番出回っているじゃがいもです。 だいたい大きさがそろっていることが多いので使いやすいのですが、煮物や汁物に使ってしまうと溶けてしまうほど煮崩れしやすいので注意してください。 私は味噌汁に入れてよく溶かしてしまっています・・・。 食感はほくほく系で日本の男爵 なんですけれどね。 ラセットポテトはオーブンやグリルで焼いたり油で揚げたりする調理法が賢明です。 また、レストランなどで皮付きのフライドポテト(フレンチフライ)が出る場合はこのラセットポテトを使っています。 2.アメリカのじゃがいも万能選手 イエローポテト / yellow potato ●別名1:Yukon Gold (ユーコンゴールド) ●別名2:All-purpose (オールパーパス / 多目的)potato ●向いている調理法:ほぼ全て ●特徴:若干しなびやすい アメリカで 煮物やカレー を作りたかったらこのイエローポテトを使いましょう。じゃがいも自体はしっかりしてい

野菜のぬるぬる|食べられる?食べられない?

野菜って触った時にぬるぬるしているものがありますよね。食べられるのか食べられないのか知らないと判断に困ります。色々な意味で野菜のぬるぬるは野菜からのサインとも言えます。 なぜ野菜がぬるぬるするのかその意味の違いや、食べられるのか食べられないのか判断基準などをご紹介します。 野菜のぬるぬる【食べられない】 冷蔵庫と冷暗所の野菜のぬるぬる 触ると凹んだり、悪臭が漂うのは腐っている証拠! 野菜の全体、または一部がぬるぬるしている場合は 軽く触って みましょう。手にぬるぬるがつくかもしれないと心配であればビニール袋越しでも良いです。 ハリがある野菜のトマトやキュウリ、にんじんやじゃがいもなどが凹む上に 白や茶色でぬるぬるしている場合 は腐っていることが考えられます。 同時に 悪臭 がすることもあります。 冷蔵庫に入れていた野菜ではビニール袋に入れておいたため野菜自体が呼吸したり(野菜は収穫後も呼吸しています)出し入れしたときの温度変化で結露が起きたりした際の水分がビニール袋内に閉じ込められてしまい野菜をいためる原因になったと思われます。 もちろんビニール袋に入っていない野菜でも、知らず知らずのうちに重いものにつぶされていたり冷蔵庫に入れる前から痛みがあった場合などは 思ったよりも早く腐ってしまうことも あります。 購入してからの日にちだけで「まだ新鮮なはず」と過信しないようにしましょう。 〈根菜類を長期保存するコツ〉 ●じゃがいもや玉ねぎなどの根菜類は基本的に冷暗所に保存。 *冷暗所=日光が当たらず、比較的低い温度に保てる場所。シンク下など。 ●ビニール袋に入って売られていた場合は出す。 ●紙袋や布の袋またはバスケットなど 空気が常に入れ替われる状態 のものに入れ替える。 *この状態で保存すると 野菜が呼吸できる ので断然長持ちします。 野菜のぬるぬる【食べられる】 葉野菜の根元のぬるぬる 緑の部分も元気なら健康なしるし 白菜やほうれん草、アメリカの一般的なスーパーでは見かけませんが小松菜などの葉野菜は 根元がぬるぬるしている ことがあります。 水にぬらすとそのぬるぬるしている感じが増すので洗っているうちに気になる人も

トマト赤くならない冬の対処法と青トマトの活用レシピ3選

トマトは冬になるとなかなか赤くなりませんよね。気温が下がると家庭菜園のトマトは青い実がただ単に 何日もぶら下がっているだけ 。 そこから先、熟す様子もありません。そのうちに霜が降りると青いまま凍ってしまい、暖かい日が来ると解凍されてぐちゃぐちゃ。 そんな、トマトが赤くならない冬にどうしたらトマトを赤くできるかご紹介します。最悪どうしてもトマトが赤くならない場合の簡単レシピも3つつけました。是非最後までご覧ください。 トマト赤くならない冬 実を取って放置   キッチンカウンターの上などで様子見 トマトは花が咲いて実がなり、赤なるまでに 累計で800℃~1200℃の温度が必要 なんだそうです。 もちろん、 累計(少しずつの合計数) でなければならないので、トマトをガラスが溶けるような高温にさらしたからと言って一気に熟すわけではありません。 累計温度が積み重なるので毎日暑い夏はトマトが赤く熟すまで時間がかからないわけですね。逆に冷夏だと日照時間が少ないうえに累計温度も上がっていきません。 それで 冬はなかなか赤くならない わけです。 外では暖かい日が少なくなるだけでなく、トマト自体が凍結の可能性も。 それなので、気温が下がってきて「もうこれ以上青いトマトを取っておいても凍ってしまうだけだ」と判断した日に青いトマトは 全部取って しまいましょう。 私は一度家庭菜園のトマトの木にトマトをならせたまま凍らせてしまいました。 暖かくなった日に解凍されたらぐちゃぐちゃになった上、一日放っておいたら変なにおいもして食べられる状態ではなくなってしまいました。 カウンター上で追熟が進む そんなわけで、秋も終わる頃に「まだ自然に放っておけば赤くなるかも」と望みを込めたトマトも寒い日がここそこに出てきたら 取ってしまうのが一番 です。 なぜなら今度は凍結の恐れが出てくるから。凍結してしまえば家庭菜園のトマトは全部ダメになってしまいます。 ここで一か八か青いトマトを全部取って、 今シーズンは終了 ということにします。 私の今シーズン最後に収穫した青い7個のミニトマト。腐るわけでもなくすぐに追熟するわけでもなく、ただただ2ヶ月青いままカウンターに鎮座していました。 するとあ