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アメリカ|スーパーで日本と同じ野菜【使い方のヒント付】

アメリカ スーパー 日本



アメリカでも日本でおなじみの野菜がスーパーで手に入るのでしょうか?

旅行・出張・駐在・留学・永住などなどアメリカで過ごす日本人にはいろいろな理由がありますが決して大げさでなくても”食べ物が口に合う”と滞在する楽しさも倍増しますよね。

今回はアメリカにいながらにして基本的に何の努力もなしに手に入る野菜たちをご紹介します。特にアメリカに来たばかりの人、これからアメリカに来る人は必見です。

アメリカのスーパーに絶対あって日本でも良く使う

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じゃがいも / potato


じゃがいもはアメリカの普通のスーパーで必ず手に入る野菜のひとつです。

アメリカは”カウチ(ソファー)に座って(または寝そべって)ポテチを延々食べる”=ダラダラするという意味の「カウチポテト」と言う言葉があります。

また、世界的に有名なファーストフードチェーン店のほとんどの発祥地もアメリカで、ハンバーガーの付けあわせといえばフライドポテトですよね。

アメリカ版ポテトサラダもそれぞれの家庭の味というのがあり、アメリカ人が懐かしむお袋の味となっています。

11月のサンクスギビング(感謝祭)ではマッシュポテトが欠かせない家庭も多いでしょう。
アメリカでじゃがいもは本当によく使われます


アメリカのスーパーにある 日本のより小さくて細い

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にんじん / carrot

アメリカのにんじんは日本のものより細いのですが、こちらもスーパーで必ず手に入れることのできるおなじみの野菜です。

一本一本が細くて大量に調理する場合はむく手間がかかります。葉つきのものと、葉を取られたものが売っています。

葉を取られたにんじんは、ここ東海岸沿いからは遠い西側のカリフォルニア産であることが多く、アメリカ全土に渡る頃には鮮度が落ちているのでしょう。

葉が切り取られている部分が黒ずんでいることがほとんどです。洗っても落ちないのでナイフなどで切り落として使いましょう。


アメリカのスーパーにも日本と同じで赤白ある

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玉ねぎ/ onion  

玉ねぎはザックリ分けて2種類ありますが「普通の玉ねぎ」と「赤玉ねぎ」のどちらも売っています。

1. じゃがいも2.にんじん 3.玉ねぎとこの3つの野菜さえあれば、カレーから煮物まで作ることができるのでとりあえずは一安心です。

ファーストフードやレストランのハンバーガーに生の玉ねぎの輪切りがのっていたりしますよね。

アメリカでは玉ねぎや香味野菜が苦手な人も多いのですが、サラダやサルサに多用されます。スライスやみじん切りをした後に水にさらすと強い香りと味が和らぎます。また、油とともにしばらくいためると甘みが増します

赤玉ねぎ / red onion


赤玉ねぎは基本的にサラダに入れたりサルサに入れたりと生食に多く使います。赤玉ねぎは普通の玉ねぎより香りがまろやかなので水にさらす必要はありませんが、玉ねぎの香りが気になる方は水に3分ほどさらしてから使うと良いでしょう。

赤玉ねぎのきれいな紫色や甘い香りを利用できるので野菜ローストに加えるのにも向いています。

また、普通の玉ねぎがないときは代用できますが味噌汁などのスープや肉・野菜炒めなどに使うと赤玉ねぎの赤い色がにじみ出て他の食材に色がついてしまうので注意しましょう。


アメリカのスーパーで日本のように赤白揃ってる



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キャベツ / cabbage  

キャベツもアメリカで手に入ります。大体の場合は緑の濃い外葉は取られた状態で売られています。1玉いくら、というよりは、1パウンド(約450g)でいくらという量り売りがほとんどです。

それなので結局家に帰って捨ててしまうような外葉がすでに取られて売っているのはいいことですね。日本のように外葉もかなりついた状態のキャベツはあまり見ません。

日本のスーパーでは生ごみになる部分を持って帰らなくて良いようにお客さんが外葉をはがして捨てられるように箱を設置してあるところも多いのですが、アメリカにはそういう箱は置いていないので、家に帰って結局無駄にする部分まで買ってしまっていないか良く考えて選びましょう。

アメリカのキャベツは実がしまっているのはいいのですが、辛味が強いものがほとんどです。日本の春キャベツに代表されるように巻きがゆるくて甘みを感じるようなものに出会ったことがありません。

アメリカの料理として普通のキャベツがよく使われるのはコールスローやロールキャベツなど油や砂糖と混ぜるか、加熱されたものです。

和食の浅漬けをしても辛味が強いので漬け時間を長くしたりよくもんでみたりしてみてください。


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紫キャベツ / red cabbage

紫キャベツも普通のキャベツと同様、巻きが強くて葉や芯が硬いものが多いです。

紫キャベツは加熱すると色が茶色っぽくなってしまいますし、スープなど水分の多い調理には赤たまねぎと同様、色がにじみ出て料理全体が赤紫っぽい色になるので注意が必要です。

普通のキャベツを切らしてしまった時には代用できますが、紫キャベツのほうが全体的に硬いので調理時間を若干長くするなど工夫が必要です。

アメリカの紫キャベツは生食に多く使われますが酢漬けにしたり、塩をしたら良くもんだりするほうが食感・食味がよくなると思います。

また、写真にもあるように外葉に白い粉のようなものがついていますが、これはブルームと呼ばれる野菜が野菜自体を守るもので農薬ではありません。

どんな野菜も洗浄パックされているもの以外は良く洗うのは鉄則ですが、必要以上に洗ったりこすったりして怖がる必要はありません。
キャベツの白い粉のようなものは自然由来のものです。


アメリカのスーパーでも日本でも 人気絶大野菜

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ブロッコリー / broccoli

アメリカのブロッコリーは厳密に言うと日本のブロッコリーより一回り大きいサイズです。アメリカは土に力があるから野菜がよく大きく育つと聞いたことがあります。

たとえ有機野菜で化学肥料や農薬の使用をしていなかったとしてもアメリカの野菜はなんだかとってもしっかりしていて元気な印象なのです。

普段の料理やお弁当の飾りにもかかせないブロッコリーですが、先ほど言ったようにアメリカのブロッコリーは一回り大きいので房ずつ切り分けても1房が子どもの手のひらほどの大きさだったりします。

小さめの房を使ったり、大きい房はいくつかに切り分けたりして使いましょう。

茎も5mmほど皮をむけば中は生でも食べられるほど柔らかい
のです。一番下の切り口部分以外は捨てずに利用しましょう。

アメリカのスーパーでは巨大から極小まである

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トマト / tomato  ミニトマト / grape tomato

アメリカのスーパーにはトマトもたくさん種類があります。

●大きくて輪切りにするとハンバーガーにぴったりなビーフステーキトマト

●中くらいのサイズでくし型切りにするとあたかも日本のサラダのように見えるトマト

●小さいサイズでお弁当の飾りにぴったりなミニトマト

と、色々な大きさのトマトが揃っています。



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ローマトマト / Roma tomato


こちらはローマトマトと言います。手のひらサイズで果肉が厚く、細長いトマトの品種です。

缶詰のトマトソースなどはこのローマトマトから作られます。加熱にむいていますが、果肉が厚いのでスライスして食べても良いでしょう。

トマトサルサにはこのローマトマトが欠かせません。


肉厚なので細かく切っても果肉が崩れないんですね。甘みも少なめなのでサルサが甘ったるくなってしまいません。

私は本場南米の奥様からサルサにはローマトマトでなければダメ」と言われて以来、ローマトマトのファンです。

特にこのローマトマトは常温の平台でも乾燥しないように食用ワックスもたっぷりついています。なるべく天然系の食器用洗剤を少しつけて洗うとヌルヌルが落ちて気持ちよく使えます。


日本のスーパーでおなじみ 使われ方がアメリカン

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セロリ / celery

秋になればファンはTVに釘付け、全米フットボール観戦の日々が始まります。

そのフットボール観戦のお供といえばチキンウィングにセロリスティックです。

チキンウィングは典型的なアメリカ料理で揚げた鶏手羽をタバスコ系の辛いソースに絡めた一品です。

セロリの清涼感が辛さでいっぱいになったお口の中をなだめてくれます。

アメリカの中華料理の野菜炒め
にもよくセロリが入っています。

ところ変われば中華料理もアメリカ風なんです。面白いですね。

アメリカのセロリはチキンウィングのお供ではブルーチーズドレッシング、おやつやお弁当にはセロリのくぼんだところにピーナツバター、フィンガーフードの前菜としてはくぼんだところにクリームチーズを塗りこみと少しのパプリカ(赤い粉のパプリカ、です)をかけて出されたりします。

アメリカの大型スーパーで見かけるようになった日本のマヨネーズをかけると日本でセロリを食べているようですよ。

アメリカ スーパーで日本野菜が英語に

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えだまめ(冷凍)/ edamame

冷凍ではありますが、エダマメはもうすでにどこのスーパーでも見かけるようになりました。

大豆製品ですからソイビーンズと呼ばれてもいいようですが、この緑の大豆であるものはもう日本語そのままの「エダマメ(発音はマにアクセントの”エダマーミィ”)」と呼ばれています。

おつまみやお弁当向きの殻に入った状態のものと、料理にそのまま使えるむき豆のどちらも売られていますので用途に応じて使い分けましょう。

外容器ごとレンジでチンするとできたての味が楽しめる商品もあります。

どう加熱調理すれば良いのか英語が読めなくても写真や絵で想像できます。
こういった表記がないものは、袋から出してお湯でゆでたり冷蔵庫に移して一晩かけて解凍したりします。

seasoned(シーズンド)と書いてあるものはすでに味付けしてあります。くれぐれも 上から塩を振らないように気をつけてください。

以前、その記載を見逃して(というか見もせずに)塩を振って大変塩辛くなってしまったことがありました。ご注意ください。

おわりに

アメリカにも日本と同じような野菜が揃っているのがお分かりいただけましたか?

アメリカは北のカナダにも、南の南米全体にもつながっているので日本ほど季節感はありませんが、原産国(地)を見ると季節によって産地が北に移動したり南に移動したりするのがわかるので注意してみてみると面白いですよ。

最近では寿司や豆腐に続いてエダマメも英語化しています。

日本食が発祥であっても、アメリカで受け入れられて人気が出れば普通のスーパーでごくごく当たり前に手に入るようになります。

日本で当たり前に売られている野菜もアメリカでは大きかったり逆に小さかったり、味も少し違うかもしれません。

是非味比べをしてみてはいかがでしょうか。



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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡

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