アメリカのサラダ野菜の王様といえばレタスですね。
でもアメリカには色々なレタスがあって迷ってしまいませんか?
そんな色々なレタスの違いや食べる際のちょっとしたアドバイスをご紹介します。
せっかくのアメリカ滞在や在住。
いつも同じレタスばかりでなく色々なレタスを食べてみませんか?
一緒に見ていきましょう。
※レタス以外の葉野菜をお探しの方はこちらをどうぞ!
≫≫「アメリカ葉野菜!レタス以外には何がある?」
アメリカサラダ野菜の王様
ロメインレタス
ロメインレタスと言えばシーザーサラダに欠かせない存在として有名です。普通のスーパーではバラで一つずつ売っていることも、3本ほどが袋に入ってまとめて売っていることもあります。葉が厚くて他のレタスより比較的ザツに扱っても傷つきにくいのが特徴です。これが大雑把な人が多いと言われるアメリカで不動の人気を保っている秘密かもしれません。買ってから時間が経ってしまった、またはもう少しシャキッとさせたいというときには「水切り」をしてみましょう。
【レタスの水切り方法】
①小さいボウルなどに手を入れると熱いと感じる程度の湯水を入れる。
②レタスの根元の部分を水に入れたままナイフなどで切る。
③新しい切り口から水が葉先まで流れやすくなる。
④5分程度でもレタスがあっという間にシャキッとよみがえります。
⑤長く時間を置くと更にシャッキリします。
*必ずレタスの根元が水に浸かった状態で切ってください。 根元を切ってから水に入れたのではあまり効果がないので注意してください。
アメリカサラダ野菜ではちょっとお高め
ビブまたはボストンまたはバター・レタス
日本ではサラダ菜の名前でおなじみのビブ・ボストン・バターレタスです。お弁当の仕切りとして使う人が多いよかもしれませんね。手のりサイズの光沢がある黄緑の葉が特徴的です。
値段は他のレタスに比べると高め(このレタス一つで他のレタスが2、3本買える計算)なので個人的にはあまり買い求めませんが、ひき肉や豆腐を炒めたものなどを載せると見栄えがします。一枚一枚大事に使うイメージのレタスですよね。
ビブレタスとボストンレタスを総称してバターレタスとも呼ばれるようです。
ビブとボストンの微妙な違いはビブよりボストンのほうが葉が大きめで色も明るい黄緑なのだそうですが、スーパーで買うときには手のりサイズの葉が黄緑で光沢があるものがこれらの仲間だと思っていれば間違いありません。
アメリカサラダ野菜~緑が鮮やか~
グリーンリーフレタス
読んで字のごとく、緑の葉のレタスです。上記のビブ・ボストン・バターレタスとの違いは、このレタスは葉がギザギザと波打っているところです。長さは1.のロメインレタス位あることもあります。どのレタスもサンドイッチに使えますが、このグリーンリーフレタスをパンから少しのぞかせてサンドイッチを作るととてもおいしそうに仕上がります。
私はその昔、サンドイッチ屋さんでアルバイトをしたことがあるので実証済み。是非お試しください。
アメリカサラダ野菜~赤みがきれい~
レッドリーフレタス
こちらも3.グリーンリーフレタスと同じで読んで字のごとく、葉先が赤いレタスです。日本ではサニーレタスの名前でおなじみだと思います。なんとなく赤みが付いている分、のグリーンリーフより栄養価が高いような気がしていましたが、調べてみたら赤でも緑でも栄養価に大差はないようです。
個人的にはこのレッドリーフ(サニー)レタスは両親が良く育てていたので、見るたびに自分の幼いころを思い出します。
緑と赤、どちらのレタスも一束ずつ買って、2色混ぜてサラダにしたり、気分によって使い分けたりしましょう。
アメリカサラダ野菜とは言え「普通のレタス」
アイスバーグレタス
日本では「普通のレタス」の愛称で呼ばれるアイスバーグレタス。他のレタスと違い、唯一の淡色野菜です。一番安価なのですが、実はこれといった栄養はないそうです。
アメリカはもとより世界中のファーストフードのハンバーガーの間に挟まっているのがこのアイスバーグレタスですよね。
形が氷山(アイスバーグ)のようなのでこの名前で呼ばれるのでしょう。
日本ではこれが”普通のレタス”であり、”レタスと言えばこれ!”だったのでレタスという名詞の前に”アイスバーグ”をつけないと自分の頭に描いている何の変哲もない「”あの”レタス」にたどり着けないのは少し不便です。でもアメリカにいる限りは仕方ないですね。
アメリカサラダ野菜 洗浄済みが多くて使える
マイクログリーンズレタス
マイクログリーンズレタスは発芽から間もない小さくて柔らかい葉が特徴のレタスですスーパーでは袋か透明の箱型プラスチック容器に入って売られています。すでに何度も洗って完全に水気を切った状態で入っています。このマイクログリーンズは明記されていない限りは洗ったりすすいだりせずに使います。
葉が柔らか濡れると腐りやすいので保存の際にも冷蔵庫内で結露がつかないように気を付けましょう。
保存容器に結露がついてしまった場合は、清潔で乾いたキッチンペーパーでふき取ったあと冷蔵庫に戻すようにします。
おわりに
アメリカの葉野菜代表レタスの種類を色々見てきました。いかがだったでしょうか?私たちには同じように見えるレタスでも厳密にいうと種類が分かれているため名前に統一感がないものもありますね(ビブまたはボストンまたはバターレタスなど)。
今回はパッと見てイメージがつかめるように分類してみました。
どのレタスも水切り(詳しくは1.ロメインレタス部分を参照ください)をするとシャッキリ度が違いますので是非やってみてください。
アメリカではセントラルヒーティング(全館暖房)の恩恵で半そで半ズボンでも過ごせるような暖かい家が多く、一年中サラダを楽しむことができますね。
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