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アメリカ鍋料理煮物野菜5種!~スーパーで買えるのだけ~

アメリカ 鍋料理 煮物 野菜

アメリカのスーパーで買える鍋料理・煮物野菜をご紹介します。アメリカはセントラルヒーティング(全館暖房システム)の家が多いですが、やっぱり朝晩冷える秋から冬にかけては鍋料理や煮物がいいですよね。

アメリカで暴飲暴食続きになってしまいがちな秋冬のホリデーシーズンをうまく乗り切るための体にやさしい鍋料理や煮物料理に欠かせない野菜を一緒に見ていきましょう。

 

*アメリカの大型スーパーで常時買える野菜に絞ってお伝えします。(地域差があるかもしれないのでご了承ください)

 



アメリカ鍋料理煮物野菜 何にでも使えて長期保存OK


1.白菜 /Napa (Nappa) cabbage ナパキャベッジ

 

アメリカ 鍋料理 煮物 野菜

 

アメリカでもいざ「鍋料理にしましょう」となった時、鍋料理のベースとして必要なのが白菜ですね。

白菜の用途は幅広く、鍋料理だけでなく煮物から味噌汁そして野菜炒めなどでも使うこともできます。一つあるとかなり重宝しますよね。

アメリカのスーパーでも最近白菜はとても一般的になりました。一度買うとしばらく色々な料理に使いまわせるので便利な野菜です。


新聞紙にくるんで結露を防ぎ、冷蔵庫で保存すれば長期保存も可能。生鮮野菜とは言え少しずつ色々な料理に使えるのが白菜の特徴です。


ハクサイを英語で言うと・・・?
 

学生のときに「英語で白菜はチャイニースキャベッジ(Chinese cabbage)」と習ったのに、いざ現地に住み始めるとどこでもナパキャベッジ(Napa cabbage)と呼ばれていませんか?


そのため「え?ナッパ?・・・菜っ葉?」と焦るハメに・・・。


カリフォルニアにNapa(ナパ)というワイナリーで有名な観光地があるのですが、そのナパという地名と白菜は関係ないようです。

調べてみたら意外なことにアメリカでの白菜の呼び名は私の思ったとおり、
「菜っ葉」が語源で正解なのだそうです。


ナッパのつづりですが、nappaとpが二つでつづられることもあります。


名前や野菜が大海を渡ると結構いい加減な解釈をされるものですね。
 


 

量り売りには気をつけて!白菜は重い

アメリカのスーパーでは1玉いくらという買い方ではなく1玉の重さで買うことがほとんどだと思います。

「1パウンド(約450g)でいくら」


とスーパーの値札に表示されていますので必ず確認しましょう。

できれば備え付けの秤で自分で計量して大体の値段を知るか、備え付けの秤がない時は小さめのものを選んでレジでの様子をみます。

気をつけないとすぐ1玉7~15ドル(約700~1500円)もかかってしまい、スーパーのレジで慌てるハメなります。

アメリカの白菜は普段からどのスーパーが1パウンドあたりの値段が1番安いのかを調べておいて損はない鍋・煮物野菜です。

 

 

アメリカ鍋料理煮物野菜 長ねぎとは似て非なるもの

2.ねぎ / Leek リーク



アメリカ 鍋料理 煮物 野菜

 

アメリカのスーパーでは日本の長ねぎは見かけません。では何を鍋料理に入れるかと言うと、このリークという極太ネギです。

最近はこのリークが日本でも出始めて日本語読みでは「リーキ」だそうですが、ここでは英語の発音に近いリークと呼ぶことにします。

実際にアメリカの料理ではこのリークでスープを作ったり野菜だしをとったりします。煮込んだり炒めたり加熱すると甘みが出ます。

アメリカのスーパーで手軽に買える長ねぎに似たリークですが、洗い方にコツがあるので覚えておきましょう。


 

【リークの洗い方】

①葉先が分かれるところに泥が入り込みやすいので、まず使いたい長さや形に切る。

②切ったリークを水を張ったボウルに2、3分つける。


③軽いリークだけが水に浮かび、重い泥や砂がボウルの下にたまる。

④上に浮いているリークを網や手ですくいあげる。

⑤新しい水をボウルにため、同じ作業を繰り返す。

⑥泥や砂がボウルの底にたまらなくなったら終了。



*わかりますか?洗うより先に切る作業をするのがポイントです。



【リークの冷凍】

●きれいになったリークの水気を切ってジッパーつきの袋に入れて冷凍しておくと、使いたいだけ取り出せて便利

●スープや鍋、煮物などに入れたい分量だけを出して使う。


*作業自体は簡単ですが毎回リークを入手するたびに洗うのが面倒です。このようにリークを数本まとめて洗って冷凍しておくと後が楽ですよ。

 

 

 

アメリカ鍋料理煮物野菜 うまみの王様

3.しいたけ / Shiitake mushrooms シィタァキ(マッシュルームス)

 

アメリカ 鍋料理 煮物 野菜

 

アメリカのスーパーでも10年前に比べればあちこちでしいたけを目にするようになりました。

小型のスーパーでもあるところはありますし、大型スーパーであれば確実に手に入ります。


鍋料理によし、煮物によし、味噌汁からおかずの一品まで何に入ってもしいたけはおいしいですよね。


しいたけはパックで売られていることもありますが、バラで売られていることもあります。

日本ではあまりバラでは売られていないので驚くかもしれませんが、自分で好きな大きさのものと好きな量を買うことができるので便利です。


ただ、アメリカのスーパーで一般的になってきた野菜とはいえ、レジ係でしいたけがどんなきのこか知らない人も多いです。


「これは何きのこ?」と聞かれたら「シイタァキィ」(タにアクセント)と答えましょう。

カラオケが「キャリオゥキィ」と発音されるのと同じ感じです。Shiitakeの最後のkeの部分は「キィ」と発音したほうが通じやすいです。



 

アメリカ鍋料理煮物野菜 最近見るけどちょっと高い


4.えのき / Enoki mushrooms イノゥキィ(マッシュルームス)

 

アメリカ 鍋料理 煮物 野菜

 

アメリカのスーパーで買えるきのこでもうひとつ鍋に欠かせないものがあります。えのきです。


英語では「イノゥキィ」と発音されます。


でもスーパーでの英語としてはあまり覚える必要がありません。なぜかというと、大概上の写真のようにパックされている状態でバーコードもついているのでレジではすんなり通るからです。

ただ、「いつもえのきが置いてあるはずのスーパーで今日だけは見かけないからお店の人に探してもらいたい!」という時は必要になる単語です。

頭の片隅にえのきをどう発音するかを置いておくと良いかもしれません。

日本より2倍ほどの値段で割高な上、日本の大株のえのきの半分の量で売られています。

それなので、鍋料理で使ってしまうと他の煮物や味噌汁、おかずなどにまわすほど余らないのがアメリカ生活で悔しいところでしょうか。

 

 

アメリカ鍋料理煮物野菜 細いけれどないよりマシ

5.大根 / Daikon (radish) ダイコン(ラディッシュ)



アメリカ 鍋料理 煮物 野菜


アメリカのスーパーでは女性の手首ほどの細いひ弱な見た目の大根が多いです。

大根も10年ほど前に比べれば比較的簡単にアメリカのスーパーで買えるようになった野菜です。


豚キムチ系の鍋料理以外ではあまり使われないかもしれませんが、煮物や味噌汁、豚汁の具と幅広い用途で必要になる大根は煮込めば味もしみてとてもおいしい根野菜です。


煮込むとおならに近いにおいがするので特にアメリカの職場や学校のお弁当にはなかなか詰められませんが、家で楽しむこととしましょう。


大根は切り口にラップをして新聞紙にくるんで冷蔵保存すると何週間も持ちます。



アメリカのスーパーでは細くて日本のダイコンよりは割高ですので大事に大事に使ってもあっという間に食べきってしまうかもしれません。




おわりに

 

アメリカのスーパーで手に入る鍋料理や煮物などに使える野菜を紹介してきました。

どの野菜も10年前に比べると格段に手に入りやすくなりました。まだまだ足りない野菜もありますがアメリカでも鍋料理や煮物料理を作りやすくなったのでありがたい話です。

今回はアメリカの東側(ヨーロッパに近い方)のスーパーでも鍋料理や煮物野菜があることをわかっていただけたと思います。日本の野菜の販売も広がってきていますね。

 

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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡


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